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ようやく捻挫が治りました。

6月13日の夜に捻挫をして、本日が18日・・・

5日かかっています。サポーターつけて一日二回しっかりと湿布で治療を行って5日。(内緒でロキソニンも飲みました)

やっぱり、関節疾患は急性の外傷でも時間がかかるものですね。

動物の場合も急性の外傷性の関節炎、俗にいう捻挫はあります。

その場合湿布などの外用薬による治療は難しいので、内服による治療がメインとなります。

当院ではもう一つの武器である。レーザー治療が受けられます。(自分にも使いました)

固定は動物さんの場合おすすめできないので、よほどひどい場合を除けばそのままです。

安静にするのも難しいので、やはり一週間は最低かかるでしょうね。

でも、わんちゃんねこちゃんに多いのは慢性関節疾患です。

変形性脊椎症と言われる腰の骨の変形を伴う腰痛をメイン症状とする病気や、慢性関節炎が出会うことが多いですね。

私も腰痛持ちで時々発症して死にそうになっています。

本当に辛いですよね、ほんとうに・・・

しかも、安静に休めれば良いのですが、仕事がありますので安静にも出来ません、この仕事力仕事だったり同じ体勢を取り続けたり、細かな作業もあったりと、まぁ腰には悪い仕事ですよ。ほんと。

閑話休題。

こういった慢性疾患には対処療法的な鎮痛消炎治療が主体となります。

ロキソニンの仲間である非ステロイド性消炎剤、時と場合によってはステロイドを使うこともあります。

それかサプリメントも利用します。

結構繰り返し登場してますがアンチノールなど

いろいろあります。

サプリメントは症状が治まっても続けることで再発を防いでくれたりしますので、継続することが大事になります。

それと、レーザー治療。

人間も整骨院などで当てるレーザー、血行を良くして炎症を抑えて痛みを和らげる効果を期待して使用します。

週に1度位を目安に、定期的に行っている動物もいらっしゃいます。

急性期を過ぎて炎症が落ち着いた場合、飼い主様による日常的なマッサージも有効と考えております。

優しくさすってあげるだけでも結構変わりますよ。

筋肉の緊張を解して心地よい刺激を与える。うまくいっているサインはペットの表情ですね。

気持ちが良ければ本当に幸せそうな表情になります。

筋肉を意識して優しく擦ってあげてください。

痛がったらすぐに辞めてくださいね。

あと、痛がり始めてすぐは急性期と言われる状態なので、冷やしたりすることで楽になるかも知れません。

軽い症状ならご家庭でも対処できるかも知れませんが、重い症状や長引く場合はすぐに病院に連れてきてください。

迷ったら病院に連れてきて見せてもらえれば正確な助言が可能です。

電話での相談は基本的に、連れてきて診ないと答えようがない、というお答えになってしまいます。

実際に自分で診てない症例に仮定の答えを言うことを無責任だと考えています。ご理解ください。

 

痛みによって動かなくなってしまうと関節は固まってしまいます。

それがひどいと拘縮という状態になってしまいます。

これを防ぐためには適切な治療を行って痛みをとってあげて関節を動かしてあげることが重要ですので、ご不明な点が有れば是非一度かかりつけの病院を受診されてください。

 

当院では複雑な整形外科手術をする施設がありませんので、必要であれば整形外科の得意で設備もある先生への紹介なども行います。

まずは一度病院へ。

 

なんだかまとまりが悪くなりましたが、これからもいろんな事をブログで紹介しますのでお楽しみに。