雨の日が多くなると、動物病院は暇になる傾向があります。
まあそうですよね、雨の日に動物を抱えて病院へ行くのはなかなかに大変です。
雨の日や低気圧が近づくと、人間でも体調を崩す人や気持ちが落ち込む人が多いらしいですね。
実は、というか、当然かも知れませんが、動物も同じなのです。
低気圧症候群なんて呼ばれますが、ワンちゃんに多いのは消化器疾患、お腹がゆるくなったりもどしたり、なんか元気がなくて食欲が無いなどなど。
不定愁訴と呼ばれるような、なんだかおかしいんだけど具体的に何がおかしいのかわかりにくい症状が出ますね。
チワワさんなどの頭蓋内圧関連症状も起きやすいと考えられます。
これらの症状は、基本的に対処療法、その症状を抑える治療が中心で、低気圧よ去っておくれ・・・という感じになります。
それでも、あまり体調不良が起きたのを対処療法をせずにいると、思わぬ体調悪化に繋がる可能性があって、そこの見極めはなかなかに難しいですね。
飼い主様はペットさんのリーダーとして、慌てることなく、そんな事もあるよと頼れる感を出して優しく接してあげて、様子を見ながら場合によっては病院に相談するという臨機応変力を発揮していただけることを望んでおります。
人の気持ちが落ち込みやすい時期でもあるので、しょーがないよねー、とある意味開き直ってこのアンニュイな季節を乗り越えていきましょう。
あ、あと、カビには気をつけましょう。
皮膚病や消化器疾患、呼吸器疾患などに影響を与えます。
ドライで空調を使い始めて変な匂いがしたりしたら気をつけましょう。
一度最大温度の暖房で2時間くらい回すとカビ退治になるそうなのでお試しください。
心配ならプロに任せるのが安心ですよね。
そんなわけで、梅雨の季節もペットと健康に楽しく暮らしましょう。
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