毎日花粉予報が真っ赤で、泣きたい、いや、泣いてます。

主に鼻がつまりながら泣いている私ですが。

今回はペットにおける花粉症についてお話しました。

結論から言えば、当然、ペットにも花粉症はあります。

花粉症というものは、花粉という抗原に対して身体が過剰な反応を示して有害な症状が出ることを言います。

人間だと、涙、鼻水、くしゃみ、などなどが有名です。

動物だと、皮膚に症状が出ることが多いです。

アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎の悪化、皮膚のかゆみなどの原因が花粉が関与しているってイメージでOKです。

もちろん涙が多くなったり、くしゃみが出るようになったりする子もいるので、人間と同じ症状が出ないわけではないです。

服を着ない子も多いので花粉が体表に付着して反応を起こして症状として出ると考えられています。

つまり、外からのお散歩の後は体の表面を拭いてあげたり、洋服を外に出る時は着せて、室内に入ったら脱がせてあげることはありだと思います!

室内に空気清浄機を置いたり、こまめな掃除でどうしても入ってしまう花粉を除去する努力はきっとプラスになります。

人間も家に入る前にはぱっぱと服とかコートに付いた花粉を払うような意識を持ちましょう。

 

個人的には鼻に突っ込んで薬を鼻にぶち込む治療が一番聞くと思っているのですが、動物だと難しいですよね。

点鼻薬、鼻に直接さす薬もありますが、まぁ嫌がられますよね。

何より動物はそこまで鼻や目の症状が多くないですからね・・・

皮膚症状の場合、あれーぐらーみたいな抗ヒスタミン薬だけだと不足することが多く、消炎剤としても抗アレルギー薬としても有益なプレドニゾロン、ステロイドを上手く使うことが、動物の辛さを早く取り除いてくれることに役に立ちます。

きちんと動物を見て、観察して、状態を把握しながら、上手に薬を適切に使うことが何よりも大事です。

 

植物にとって花粉が大事なことは理解できるのですが、このように空気中に大々的に散布するような前時代的な手法は一刻も早く止めていただいて、

効率のいい方法を取ってくれることを心の底から願います。

 

花粉、殲滅したい・・・

 

ではまた!