ホームページが新しくなったことをきっかけに始めたブログですが、今大体3週間ってところかな?

とりあえずこの記事で30本目、正確にはもともと3記事は前のホームページから移動してきたので27本目なのですが・・・全体として30本目なら区切りが良いのでそうしましょう!

文章を書くことは嫌いではないので、結構楽しんで書かせていただいております。

このブログを通して、病院のことや動物の病気のこと、そして私自身のことなんかを知ってもらって気軽に来院できるようになっていただけたら良いなと思っておりますので、よろしくおねがいします。

 

今回は誰得回で私のことを書きたいと思います。

私は今年41歳の本厄真っ只中、3人の子供と奥さんの5人と内緒ですが5匹の猫と暮らしております。

アイエス動物病院の院長をしてかれこれ15年ですかね、振り返るとあっという間でしたが、色々ありました。

今後共一生懸命当院にいらっしゃる動物たちの健康と飼い主の皆様の幸せな生活のために頑張ってまいります。

今年の6月から診療時間を今までの平日20時から土日祝日と同様に19時までとさせていただき、皆様にはご不便をおかけしております。

理由については別の場所でも触れておりますが、働き方改革が関わっています。

中小企業という位置づけの当院ですが、看護師スタッフの協力の下に成り立っております。

動物病院は獣医師だけではとても成り立ちません。

看護師達が私と飼い主さん、そして動物の隙間をしっかりと埋めてくれることで始めてよりよいサービスを提供できるようになります。

看護師達も社員であり労働者ですので、きちんと労働条件等は遵守せねばいけません。

今回の働き方改革によって、今まで看護師達の温情に甘えて結構無茶な労働条件で悪く言えばなあなあでスタッフを雇用していた動物病院業界全体に、しっかりとした基準を守るということが必要になりました。

今までがおかしかっただけなのですが、ほんの一昔前では、最低賃金を下回って長時間労働が当たり前で残業代も皆無、社保や厚生年金もない、ボーナスなし、週休は1日か1.5日、一日の拘束時間は14時間、残業は月に100時間に上るしかもサービス残業・・・今書いていても恐ろしい労働条件が、普通でした・・・

獣医師は代診と呼ばれ、正直もっときついとこもあります。夜勤終わったら日勤、休日だろうが勉強になるからと呼び出されて手術の手伝い、カルテを書くのが日付をまたぐ、それで手取りは15万とか・・・

そんな、過去の時代はもう過ぎ去りました。

今は、当たり前の雇用条件を当たり前に法律に則って守ることを求められます。

現状、うちの病院の規模ではシフト制の2交代を行う余裕はありません。

よって、診療時間を短縮するという方法になった。というわけです。

しっかりとやるべきことをきちんとやっている状態なのですが、それが貴重な業界というのもなんとかしないといけないですよね・・・

 

こんな感じで、私はかなりぶっちゃけるタイプの変人です。

診療中にも他の獣医師ならそこまで言わないだろみたいなことまで言うことがあって驚かれることもあります。

私は出来る限り診療は公平で、平等であるべき、そして何よりも大事なのは誠実であることだと考えています。

私も人間で意思を持っている人間です。獣医師的な判断だけでなく、人間としての判断も大切にしているので、人間対人間として飼い主さんとは向き合いたいと思っています。

どうか、なんでも話してください。

獣医師と飼い主さんが揉めるケースで多いのはお互いがお互いに対して興味が薄いからだと思っています。

どうぞ我々と向き合ってください。私も皆さんと向き合って仕事をしていきたいと思います。

 

これからもアイエス動物病院、そしてペットとの幸せな生活を宜しくおねがいします!

そして絶賛ダイエット中の院長の変化も楽しんでください!