今日(令和元年6月24日)は、朝から地震があったり、雨だったりと気持ちの元気が抜けやすくなっていて。

古傷である左膝、今捻挫中の左足首がシクシクと痛むので、ダウンモードな院長は、医療的なことを書くのを諦めてマインド的な話をしたいと思いました。

 

皆さん、いつでも簡単に幸せになれる方法があるなら知りたいですか?

知りたくないという方はブラウザバックでお願いします。

知りたい方は、すぐ結論言います。現状を幸せと思いましょう。

かっこいい言い方をすれば『足るを知る』ということです。

元は「老子」第三十三章

 

知人者智
自知者明

勝人者力
自勝者強

知足者富
強行者志有

不失其所者久

死而不亡者寿

 

人を知る者は智
自ら知る者は明

人に勝つ者は力有り
自ら勝つ者は強

足るを知る者は富む
強を行う者は志有り

其の所を失わざる者は久し

死して亡びざる者は寿(いのちながし)

 

この文章自体もとても素晴らしいのですが、今回は足るを知る一点に絞りましょう。

この文章、どう捉えますかね?

現状で満足するなんてただの負け犬の遠吠えじゃん。と思う人もいるかも知れません。

そうか、今でも幸せだと思うことで満たされる。という人もいるかも知れません。

私自身はその一瞬一瞬の幸せをきちんと幸せだと噛みしめる事を大事にすれば、人生が豊かになる。という風に受け止めています。

それに合わせて足るを知るだけじゃだめなんですよね、これは福沢諭吉先生が『教育の目的』の中でおっしゃってますが、

 

足るを知るを勧むるにあらず、足らざるを知りてこれを足すの道を求むるにあるものなり。

 

足りていないな、と感じてそれを得るために努力して前に進むことも大事です。

何か自信に不満や憤りが合った時に、それを他者に正解を求めるのではなく、自分自身の問題だと考えること。

それは自分自身が生きているという証になると思っています。

何でもかんでも他人のせいにして行きているのは、自分の人生を自分の足で歩めているのでしょうか?

まずは、「それは自分の問題だ」と問題を受け止める。

そして、自分自身で解決ができないときには周りに助けてもらえば良いのです。

そんな事を言っても、自分自身に問題がなくて勝手に問題が降ってくるんだから、自分は悪くない。

そういう気持ち、非常にわかります。

自分は自分のために一生懸命やってきたの、外部の問題のせいでそれをめちゃくちゃにされる。

人生生きているとそういうことと出会うことは、悲しいことですが非常に多いです。

それを周りのせいにして不平不満を言う、言いたいですよね、わかります。仕方がないです、言いたい時は言いましょう。

でも、その後、動きましょう、自分自身で。

他人に文句を言っていても自分の人生を誰も救ってはくれないのです。

自分自身の人生に本当に必死になって頑張ってくれるのって、自分だけなんですよね。

例外的に親と子供は時として本気になってくれます。

 

自分で動くのが辛いときもあります人間だもの、そういう時は無理せずゆっくり休みましょう。

ちょうどいいから自分自身の体と心と向き合って、そして自分自身を褒めてあげてください。

一日の終り、今日も必死に頑張ってくれてありがとう。って。

大変だったよね、疲れたよね、でも、今家に帰ってシャワーを浴びてスッキリ出来たのは私の体が頑張ってくれたからだよ、ありがとう。って。

今日もご飯を食べてくれてありがとう。お水を飲んでくれてありがとう。呼吸してくれてありがとう。

自分自身を褒めてあげましょう。

 

だいぶスピリチュアルな話になりましたね。

実は雨の日はこんなモードなんです。

仕事中は元気いっぱいですけどね、裏ではこんなモードになってたりします。

たまには良いんですよ。

足るを知るには現状の自分でいいんだと認めてあげるという面もあると思ってます。

今の自分で良いんだ。そう自分自身に許可を与えてあげてください。

だって、毎日毎日生きてくれているんだから。

 

今日も一日最高の1日になりましたね。

生きてくれて、ありがとうございます。

 

皆様が心穏やかに毎日を過ごせることを心から祈っております。

 

辛かったら仮想現実へ逃げ込もう(オチ)