香港から続報が届きました。

内容としては、ポメラニアンの一例において、犬への感染を証明した。とされています。

今の所、ポメラニアンさんとGシェパードの二例で陽性反応が確認されて、今回ポメラニアンさんは感染したと結論付けられたようです。

ただ、感染はまれなケースで基本的に犬に感染するということではない、という事です。

正直これから先の研究が進まなければはっきりとしたことは言えません。

が、

濃厚なウイルスとの接触がなければ感染を起こすことはないであろうことは予想できるので、

ワンちゃんの感染を心配するような状態になっていた場合、なによりもご自身の心配のほうが先になると思います。

ワンちゃんを連れての不要不急のお出かけや、人の多く集まる場所へはいかない。

今まで言われていたような対策をきちっと取ることがなによりも大事です。

ペットの体表も、人の体や、手すりやスマホと同じように感染せずともウイルスを付着させる事は十分考えられますので、

手洗いの習慣、外から帰ったら動物の体表や人間の体表を拭き取るなり消毒するなりして、手洗い、これが大事だと思います。

 

問題となるとすれば、コロナウイルスに感染して、入院処置となった場合、動物の世話をどうするか・・・ですね。

動物病院でお預かり出来るか? 正直、防護服も無い当院では難しいとお答えするしか無いです……

これから狂犬病予防や、フィラリア予防シーズンとなり動物病院が混み合う季節となります。

 

お願いがあります。

発熱など体調不良のある方は、必ず連絡の上で来院してください。

現在、対面商売をしている人間にとって最も恐ろしいのは、ただの風邪でも2週間休まなければいけないと言う事実です。

正直、私がただの風邪を引いたら2週間病院を閉めなければいけません。

潰れます。

どうか、無理をなさらずに、健康状態が改善してから来院なさってください。

手洗いの成果か、風邪っぴきな私も今年は花粉症に苦しめられるだけで済んでいます。

年始に喉風邪引きましたが、発熱は起こしていません。

発熱したら、廃業という綱渡り・・・

恐ろしいですね。

小規模自営業の怖いところです・・・

 

皆さん、先が見えない不安に襲われているかもしれませんが、みんなで頑張りましょう!

もう、頑張っている人だらけですが、もう一度気を引き締めて頑張りましょう!

奪い合えば足らなくなりますが、分け合えば足ります。

お互い様。

お天道様が見ている。

今こそ、知性と、品性と、思いやりある行動をしましょう!!

 

ではまた!

 

香港におけるペットへの感染について

ペットの犬はさらにCOVID-19ウイルスに対する抗体が陽性であるとテスト
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     農水産保全省(AFCD)のスポークスマンは本日(3月26日)、以前にCOVID-19ウイルスの弱い陽性をテストしたポメラニアンの最新の血清検査陽性結果が、犬がウイルスに感染したことを証明したと述べました。

     ポメラニアンから採取された以前のサンプルでウイルスの分離が行われ、陰性の結果が出たため、生きたウイルスが回収されなかったことが示されました。これは、サンプル中のウイルス遺伝物質の量と一致しています。3月3日に採取された血液サンプルについて、香港大学(HKU)の世界保健機関の参照研究所でさらに血清学的検査が行われ、最終検査結果は陽性です。これは、ポメラニアンが血液中に見つかった抗体によるウイルス感染に対する免疫反応を起こしたことを示しています。香港市立大学のジョッキークラブ獣医学および生命科学の獣医専門家および科学者、ならびにHKUの公衆衛生学部、

     スポークスマンはまた、犬のこれらの感染のケースはまれであるように見えることを強調しました。昨日(3月25日)と同様に、AFCDは、COVID-19の症例が確認された世帯または確認された患者と密接に接触している人から、17匹の犬と8匹の猫に対してテストを実施し、COVID-19ウイルス陽性の犬は2匹だけでした。 

     これらの調査結果は、犬や猫がこのウイルスに簡単に感染していないことを示しており、それらがウイルスの蔓延に関与しているという証拠はありません。それにもかかわらず、COVID-19は新たに出現した疾患であり、状況はまだ進化しているため、AFCDはCOVID-19のヒト症例が確認された世帯から動物(猫や犬を含む哺乳類)を隔離する際に予防的アプローチを取っています。

     広報担当者はペットの飼い主に、適切な衛生習慣(動物の周りや動物、食べ物、物資の前後での手洗い、キスを避けるなど)を採用し、清潔で衛生的な家庭環境を維持するように呼びかけました。病気の人は動物との接触を制限すべきです。ペットの健康状態に変化がある場合は、獣医師からのアドバイスをできるだけ早く求める必要があります。現在、ペットの動物が病気になったという証拠はなく、いかなる状況でもペットを放棄すべきではありません。

 
終了/ 2020年3月26日、
HKT 20:48に発行

 

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