緊急事態宣言を受けて、病院としてどういった方法で仕事をしていくのか。
そのビジョンを示さなければいけないのが経営者です。
待合室でのご協力などをブログでお知らせさせてもらいましたが、
それ以外にも、例えば予約制、これなら来院時間のコントロールがしやすいのでとてもいいのですが・・・
たぶんマンパワーが低下して、獣医師と看護師が一人づつぐらいで仕事をすることになった時に、
「やってるんですか?」
「今空いてますか?」
「予約したいんですけど」
「犬が下痢してるんですけど」
「調子が悪いんですけど」
「相談が・・・」
「フードの注文が」
「お薬の質問がー・・・」
などなど、電話対応出来ませんよねはっきり言って。
たぶん、電話での問い合わせはただでさえ増えると思います。
そりゃそうですよね。
なるべく外に出るのを自粛するのですから。
インターネット上からの予約システムを導入なんて、現状では即座には不可能です。
なので、基本的には今まで通り、来院して頂き受付の受付票に名前を書いて頂き、順番にお呼びするスタンスでやります。
その際に気をつけていただくことはありますので、ご協力をお願いいたします。
それと、薬やフードの欠品が予想されます。
海外からの輸入品目が多いからです。
これも、何を言われても、こちらの力でどうにかできるものではありません。
申し訳ないのですが、ないものは無いとしかお答えできなくなる可能性があります。
どうか、仕方がないんだと受け入れてください。
マスクや消毒薬がないドラッグストアの店員に怒鳴りつけるようなみっともない行動は起きないと信じております。
動物病院は不要不急でない場合も多くあると考えています。
ただ、不急な要件はあると思います。
お互いの健康を守り、国を守るためにも不急な要件でのご来院はご遠慮ください。
過去に例のない、歴史的な緊急事態宣言、
すべての国民がいまだかつて無い初めての事態です。
混乱もあるでしょう。
不安もあるでしょう。
みんな同じです。
どんな専門家だろうが、初めてはあります。
失敗もあるかもしれません。
それを攻めるのではなく、お互いに許せる、承認して、この国難、非常事態を乗り越えていきましょう。
ではまた!