緊急事態宣言はでましたが、千葉県は営業自粛などはそれぞれの判断に任せて要請を行わないようです。
当院としての考え方は、仕方がないので東京都で発表された物を基準で考えます。
獣医師は営業自粛を要請されませんでした。
ライフラインを支えるサービス業として判断されましたので、営業は行います。
ただ、現実は切迫しております。
ギリギリで支えてくださっている医療従事者の方々にこれ以上の負担を増やさないためにもいくつかお願いをしています。
来院時に体調不良や発熱がある場合はご遠慮ください。
病院内に入る方は1名とさせてください。
他の方は車の中でお待ちいただくなど対応をよろしくおねがいします。
混み合っている場合は車や外でお待ちいただくことも出来ます。
その場合は連絡の取れる電話番号を教えて下さい。
順番が来たらご連絡いたします。
待合室を時々消毒して周ります。
ご協力ください。
手指の消毒薬をおいております。
こまめな手洗いと消毒をお願いします。
こういった対面商売ですと、飼い主様にとっては一人の獣医師ですが、獣医師からするとたくさんの飼い主様と触れ合うことになり、万が一感染を起こせば多くの人に影響を与えます。
動物の医療が全て停止することになります。
そして、周囲の病院へその動物たちが移動すれば、周囲の動物病院を壊滅させていくことにもなる可能性があります。
人の医療に比べると、動物病院は対策を出来ません。
防護服は人間の医療現場が優先になっており、買うことも出来ません。
人の現場で足りてないのですから当然です。
マスクや消毒薬も、買えません。
ストックがなくなれば、無防備でやるしかありません。
エリア分けができるほどの大規模な病院は殆どありません。
弱音ばかりで申し訳ありませんが、崩壊するときは一瞬だと思います。
飼い主様の意識にかかっております。
この一ヶ月はリスクの高い行動は避けて頂き、不要なことは医療にはないかなと思いますが、不急である要件は、緊急事態宣言収束後にしていただくなど、
集まらない、人との距離を近づけない、閉塞した空間にはいかない。
3つの密を全て避けて生活しましょう。
人と人の間でしか移りません。
この一月の自粛で自分だけではなく、自分と触れ合う全ての隣人の生死を左右するという当事者意識を持ちましょう。
手洗い、顔を触らない。
出かけない。
みんなで頑張りましょう。