私は、自らの不摂生で太り散らかしており、腰痛持ちです。

時々腰痛が出て、しんどくなります。

関節痛。

実は動物さんは多くの子が抱えています。

特に高齢になってくると表に出てきます。

しかし、表に出さないだけで、実際には我慢をしているだけ・・・

そういう子が驚くほどいます。

特にワンちゃんや猫ちゃんは四本脚で生活するために腰に負担がかかる子が多いです。

胸椎と腰椎の切り替わる場所周辺、背中のカーブの頂点付近に慢性的な炎症を抱えている子が多く居ます。

我慢ができるうちは大きな行動変化は起きませんが、ある日、高いところに登らなくなったり、妙に大人しくなったり、後ろ足を引きずるようになったり・・・

いろいろな形で症状を見せてきます。

骨が慢性的な炎症で変形しているような症例は、レントゲンによって骨棘や変形性脊椎症などが発見されます。

これ、治せません。

付き合っていくしか無くなります。

痛み止めやサプリメントを用いて、なんとか痛みを抑えて良い生活を取り戻してもらうことが中心になります。

整骨院などで治療を受けた方ならやったことあると思いますが、レーザーで温めたり、これは出来ます。

できるところであれば針やお灸もあります。私は出来ません。

関節は動かさないと拘縮と言って固まって更に動かなくなり、動かすと強い痛みを起こす状態になってしまいます。

なるべく痛みを出さずに動かすことは重要です。

腰の痛みから後ろ足が痺れ、動かさなくなり筋肉量が減って股関節や膝にも関節炎が起きてしまう。

こういった流れは早いうちに止めてあげたほうがいいです。

そして、猫さんはさらに症状がわかりにくいので注意が必要です。

できる限り早く見つけて、早い段階から継続したケアをする。それが関節炎との上手い付き合い方です。

もちろん、症例や症状によっては外科的な介入が有効なものもあります。

是非定期的な動物病院の受診、おかしいなと思ったらはやめに相談して頂けると嬉しいです。

 

ではまた!