「この子は、治療したほうが幸せなんですか?」
時折、そういったお話になることがあります。
とっても難しい問題で、必ずしも正しい答えが存在する物ではないと思います。
獣医師的なお答えだと、病気の原因がわかっていて、それを回復できるのであれば、治療して楽になったほうが幸せだとは思います。
そう答えたいです。
ただ、実際のところは、本人しかわかりません。
動物の治療は、飼い主様が代理で治療を選択して実施する事になります。
ほんとうの動物の意思に沿った治療を行うことは難しいです。
人間の治療でも、本人の意識がない場合家族の意向で治療が行われるそうです。
こういった問題に対して、深刻に深く深く考えてしまうと・・・
本当に悩んで悩んで、悩むことに悩むような状況に成ってしまうので、
言い方はよくないかもしれませんが、ある程度割り切って、基準を作って仕事をしている。
っていうのが、本音です。
あとは卑怯かもしれませんが、飼い主様の選択に合わせて、その意向を実現することが自分の仕事だと考えます。
もちろん、譲れない一線は存在します。
その点で考えが合わなければ、他の病院を勧めることもあります。
ただ、できる限り飼い主様の意向に沿った方法で物事を勧めることが、役目だと思っています。
答えは、ありません。
なんとなく、書いてみたくなりました。
ところで、猫の新型コロナウイルスに対する新しいアップデートがされていますね。
猫と猫の間で感染が成立するとのことです。
お家で飼われている猫さんを外に出すリスクがまた一つ・・・って感じですね。
猫→人はまだわかっていませんが、可能性は有るのだろうな・・・って個人的には思っています。
まずは人間がかからないこと、そして猫さんが家で生活していれば、猫さんにかかることはないですから。
まだまだこれからいろんなことがわかってくると思います。
もう、あまりうろたえること無く、なるほどなー、と理解していくしかありません。
未知の病気ですが、正しく怖がりながら、知っていきましょう。
知ることで恐怖は随分と無くなります。
正しい情報を理解する。
誤った情報に踊らされない。
冷静に見ていきたいですね。
相変わらずまとまりが出来なかった・・・
ちょっと疲れ気味だからかもしれません。
熱い中でマスクをしていると疲れますね。
マスクをしていると、喉の乾きに気が付きにくくなって熱中症などに注意が必要だそうです。
ペットの熱中症にはもちろん気をつけて、本人が熱中症になっては仕方ないので、
皆様もお気をつけください。
ではまた!