実際には討論にはなっていなかった。

なぜか、

片方の人が、相手の話を聞こうとしなかったから。

そして、差別という用語で相手の発言を封じようとしたから。

それは差別じゃないよ、区別だよ。

なぜならこういう理由で、こういった区別は必要だ。

と、説明しても、

いいや差別だ。

と相手の話を聞かない。

結果として、

一人で自分勝手な意見を言い続けて、

それを周りの人が一つ一つそれは違うと説明し続けることになっていた。

最終的にも、何一つ理解せずに、同じことを言っていて、半ば呆れられていた。

もっと取材しろと言われる始末。

 

さて、問題点は山程ありますが、

まぁ、それは個人の問題だから良いのですが、

 

何故か相手が話を聞いてくれない。

何を言っているのかよくわからないと言われる。

それらが繰り返され、話すことが苦手だと感じている人、

多いと思います。

そんな人を救う一つのきっかけになるかもしれないお話をします。

 

人と話す上で非常に大事な絶対的な法則があります。

圧倒的な知識差があって、

授業みたいな状態では少し変わるのですが、

まぁ、対面で話しているときなんかには有効です。

それは、

自分の話は、相手の話を聞いた分しか聞いてもらえない。

です。

振り子のように、

相手から渡された会話を聞いた振り子振れ幅の分だけ、

相手もこちらの話しを聞いてくれる。

振り子の法則って呼んだりもします。

 

つまり、会話のコツは、

いくら話し方を学んでも、

それだけじゃ駄目なんです。

聴く力

これが非常に大事になります。

この聴く力、ぶっちゃけ話し方を色々と学ぶよりも楽です。

でも、これが出来ると、

・会話がスムーズに進む

・話しやすいと言ってもらえる

・人から信頼される

などなど、プラスの要因が多くありますので、

もし良かったら頭の片隅にでも置いておいてください。

 

聴き力。

相手の話をしっかりと聴く。

ということになりますが、

いくつかコツを知っておくと更に聴き力が高まります。

簡単にできる(簡単にできるとは言っていない)方法を3つあげます。

 

1.頷くなどの相槌をして、

 相手の言葉をしっかりと受け止めているサインを出す。

 

2.心に生まれた感情を、

 リアクションとしてすぐに相手に出す。

 

3.重要なことは、

「もう一回言ってもらっていい?」

「メモとってもいい?」と、

 受け止めているんだということを表面に出す。

 

簡単とは言いましたが、

慣れないと、まぁ【やってる】感が出て、わざとらしいし、

恥ずかしかったり、うまく出来ないんですよ・・・

解決策は一つ。

やると決めてやり続けること。

気がつけば自然にできるようになって、

ちゃんと話を聞けるようにもなっています。

聞く態度の練習をしているだけで、

貴方の聴き力も成長しています。

始めは少し照れながらウンウンと頷いていたのに、

いつの間にか会話をしっかりと受け止めて、

身体が自然とアクションを取るようになり、

以前より、より深く話を聴けるようになっている。

それが、聴き力の成長です。

 

そして、聴き力の成長は、

相手に自分の話を聞いてもらえる。

つまり、

話すことの成長にも繋がっていくんです!

 

これ、大事なことなので、

今回ではここまでで、また話しますね。

ぜひ、聴き力を高めるレッスンを毎日やってみてください!!

 

ではまた!!