急にガツンと寒くなりましたね。

外に出ると、ひぃっ!ってなります。

こういう時期、怖いのは、ヒートショック。

お風呂の時に起こる、温度差による怖い状況です。

温かいリビング、寒い脱衣所、寒い浴室、温かい湯船、寒い脱衣所・・・

血圧が上がったり下がったり乱高下することによって起こる怖い症状・・・

それがヒートショックです。

人間の話ですが、

ペットも一緒です。

お散歩の時に暖かい部屋から、急に寒い外で大はしゃぎ、部屋の中は温かい、

こんな環境で血圧が乱高下します。

冬場のシャンプーも注意が必要です。

 

大前提として、ペットのお風呂、シャンプーに熱湯は使いません。

人間みたいに40~42℃のお湯は高すぎです。

36~38℃、ぬるま湯を使いましょう。

乾燥時のドライヤーも温風をぶっかけないでください。

できる限りペットから距離を離して、

手に当てていても熱くならない、ぬるい風で乾かしましょう。

部屋との寒暖差もなるべく減らすために、

小型犬であればベビーバスがおすすめです。

 

病院ではこういう物を利用しています。

まずぬるま湯で全身を濡らしながら、下に溜まったお湯にシャンプー剤を少し入れて、

シャワーで泡立てたお湯をかけ流しでかけていきます。

こういうのがあると便利ですね。

全体にうっすいシャンプーお湯をかけ終えたら、

一度流しながらお湯を流します。

次は洗顔のもこもこしたやつでシャンプーを泡立てて、

優しく動物の体表になじませていきます。

先程の手桶とこれを組み合わせてもこもこの泡を作ると良いですよ。

実は

洗車用のスポンジもいい感じに泡が作れます。

液体も吸い込めるので、最初の洗う時にも便利だったりします。

全体に泡をなじませて、薬用のシャンプーなら皮膚に10分ほどなじませておきます。

終わったらシャワーでよーく流します。

お風呂の栓を一度塞ぎトリートメントします。

下に流れて溜まったものも何回か体にかけるようにしっかりと被毛全体にかけましょう。

そして、一番最後は保湿です。

お湯に溶かして使えるタイプをため湯をして、バンバン体にかけてあげましょう。

おすすめの成分はセラミドが配合されたものです。

流さなくても良いものが多いと思うので、

このままタオルドライに入っていきます。

これが手に入りやすくておすすめです。

カー用品も大きくて良いんですけどね。

最後にドライヤーで乾かしていきます。

乾かす基本は上から下に向かって乾かしていきます。

背中からお腹、足、って感じです。

耳の中を耳の中を洗える洗浄液で優しく吹いてあげるのを忘れないでください。

水やお湯は耳の中に入ると外耳炎の原因となります。

この方法だと、シャンプー全体の時間の短縮になります。

大型犬はキッチンでシャンプーするわけにも行きませんから、

浴室や脱衣所をしっかりと温めてから、

湯船を利用してシャンプーしてあげてくださいね。

大変ですけどね・・・

 

もちろん、プロに任せるのもありだと思いますし。

プロの技は結構違いが出ると思います!

当院のシャワーヘッドは全て、

こういう物を使っていたりします。

本物のターレス社製のマイクロバブルユニットも有ったりします。

プロならではのシャンプーしてます!

 

やっぱり、シャンプーとかスキンケアの話って楽しいですね。

止まらなくなります。

 

病院……閉めよっかな……

スキンケアセンターとか言って別の仕事作るか……

 

なんてね。

 

ではまた!!