こういうタイトルはアレかなと思ったのですが・・・
釣りタイトルみたいですけど、
今回お話したいことは、
ペットの死生に関わることです。
そういう話は一切NGな方はブラウザバックをお願いします。
タイトルにもある通り、私はたぶん、100%動物を死なせてしまいます。
現在私が診療させて頂いてる全ての動物、50年後には、
たぶん皆様亡くなってしまっていると思います。
コイツ・・・やりやがったな。と不快になってしまったのなら謝ります。
申し訳ございません。
すごく、私自身もペットを飼っている人間なのでわかりますが、
すごく、嫌な話題ですよね。
命あるもの、必ず死が訪れる。
その事実と向き合うことは・・・
職業柄、よりリアルに我が子の最後を想像できてしまい、
酒飲みながら泣く、というかなりMなことをしていたりします。
でも、絶対に訪れてしまう。
だからこそ、今の時間を大切にして、
できる限り良い時間を長く過ごせるように、
予防できる事は予防して、
病気の兆候には早く行動をするようにしていますし、
そうした方がいいのではないですか?
と、飼い主様方に啓蒙を行っています。
多くの獣医師がいろんな手段でペットの飼育に関わる情報発信をしているのは、
飼い主様とペットの生活が豊かで幸せになってほしい、
一緒に過ごせる時間を、穏やかに過ごしてほしい。
そう願って行っていると思います。
生あるもの必ず死あり。
この考え方は、どこかに持っていたほうがいいのではないか、
私はそう考えています。
死から考える必要は無いです。
死に囚われてしまうことは幸せではありません。
諦めさせているわけでもないです。
時にはその死に必死に挑んでいます。
それでも、
死を意識するからこそ、
生をより深く、重く、温かく感じることができる。
これは死生観なので、これが正しいとかではないです。
それぞれの人が、それぞれ自分の考えを持てばいいと思っています。
それを無理やり変えたいとかそんな事は思っていません。
その上で、死から完全に目を逸すのは、危険だなと思っています。
必ず訪れるものから目を逸しても、訪れてしまうので、
私個人の考えとしては、
訪れる前から、受け止める準備をしておくほうがいいんじゃないかなと思ってます。
もちろん、年齢を重ねてそういうことを受け入れやすい状態で意識してもいいのですが、
突然降り注ぐ、事故のようなことも、0ではありませんから・・・
たくさんの動物の死生に関わる仕事をしていると、
本当に想像だにしないことに出会ってしまうことも多いので、
ある意味こういった後ろ向きな考え方になってしまうのかもしれません・・・
本当に心の底からただ楽しくペットとの時間を過ごしていただきたいだけなので、
悲しみに押しつぶされてしまうようなことを見たくないのです・・・
メンタル弱いので・・・
最近では簡単に記録を残せるようになりました。
ペットの姿や、一緒に過ごした空間を記録しておきましょう。
最近感動したのは、亡くなった飼い主様から、
出会いから別れまでの様々な写真と記録を纏めたブックをいただけたことです。
ああ、こうやって向き合える関係って素敵だなーって思いました。
まぁ、ボロ泣きでしたけどね。
ぜひ、皆様それぞれの向き合い方を考えてみませんか?
そういったことのきっかけに少しでも貢献できたらいいなと思って、
今回のブログを書きました。
賛否ある内容なので、
受け入れられなければ、忘れてくださいませ。
ではまた!!