インターネットの発達によって、

多くの情報を得ることができるようになりました。

昔と比べると、手に入れられる情報は、

それこそ桁違いに増えました。

結果として、

どの情報を信じれば良いのか、

あまりに多くの情報が存在して、

何が役に立って、

何が正解かわからなくなって、

情報疲れと言ってもいい状態になりました。

そして、

現在では逆に、

狭く、閉鎖されたコミュニティで情報を得ようとする動きになっています。

例えばオンラインサロン。

最近はやっているクラブハウスなんかもそうですね。

(私はAndroidなので何がなんだかよく知りませんが)

 

はっきり言ってしまえば、

自分にとって都合が良かったり、

耳障りの良い情報を得る方にシフトしています。

人間の本質的なバイアスですね。

本能なので、これは当然と言えます。

自分にとって不快だったり、

自分を否定されるようなことを、

わざわざ聞きたい人間なんていません。

 

ただ、

その結果として、

情報の真偽よりも、

自分の都合にあっているかどうかで情報の取捨選択をするようになってしまっては、

誤った情報を信じてしまいます。

本当は、信じ込みたいっていう自分自身の願望なんです。

自分の誤りに対する不快感、認知的不協和とか言われます。

自尊心を守るために、失敗を認めず、たとえば他者のせいにしたり、

過ちを認めない思考の仕組みです。

本当は自分が間違っているのはわかっているのに、

その間違えを認めると、自分のすべて、今までの行動すべてを否定することになるので、

認められない・・・

特に、

次の3つの場合は陥りがちです。

 

1.その知識を得るために苦労をした場合。

大金を払った。

長い時間をかけた。

大変だった。

 

2.間違いを認めると恥をかく場合。

多くの人にその知識を披露してしまった。

強く相手を否定してしまった後だった。

まるで的はずれなことを言っていた。

 

3.間違いを認めることによって失うものが多い場合。

多くの人に間違った話をして今の地位を築いた。

間違った方法で被害が起きていたことが発覚してしまう。

間違った知識で商品を売ってしまった。

 

この認知的不協和に自分自身が陥っていることに気が付かなければ、

いつまでたっても誤りから抜け出せず、

成長することができません。

自分の信じていることは間違っているんじゃないか?

現実ではどうなっているのか?

自分自身の客観的な評価、メタ認知をしっかりと行い、

自分の誤りをしっかりと認めることで、

成長の第一歩となります。

貴方の価値は、間違いを認めたことで下がることはありません。

もし、下がると感じるなら、今までが嘘で塗り固めた偽物の自分だったというだけです。

本当の自分を自分自身が認めてあげて、

間違いを認めていきましょう!

 

閉鎖された狭い空間で、

教祖様の教えを盲信するような状態になっていないか?

カルト宗教のような状態になっていないか?

いつも客観的に、広い視野で自分自身を見つめ直すようにしてあげてください。

凄くいい話を聞いたとときも、

別の視点から見つめ直して、

双方を自分の中で統合して思考して、

アウトプットすることが、

成長につながると思います。

誰かが言ったことをそのままただ信じるだけでは、

成長はすぐに止まります。

自分で思考し、行動して、

自分らしい人生を歩んでいきましょう!!

 

ではまた!!