2011年3月11日

東日本全域を襲った大震災。

あれから10年たちました。

私は横浜の学会中に地震が起きました。

今まで経験したことがないような長い揺れ、

会場から避難して避難場所で巨大な地震が福島沖で起こっており、

津波の発生を知りました。

横浜の海沿いにいたので、

津波の恐怖を感じたことを覚えています。

さらに、周囲に立ち並ぶ高層ビルが、

ゆらゆらと揺れているという異常な光景は、いまだに忘れられません。

家族や職場との連絡も取れず、

電車も止まり、

ホテルに入れたものの、

度重なる余震と鳴り響くアラートでほとんど眠れなかったです。

翌日ようやく職場に戻れて、

幸運なことに大きな被害は受けずに済みました。

そこからの計画停電や断水、非日常の日々、

テレビで繰り返し流される甚大な被害の現実。

ネット上に溢れる無責任な放射能デマ、

今まであった日常が、

がらりと変わってしまったようで、

本当に恐ろしかったのを覚えています。

未だに緊急避難警報のアラーム音は心拍数が上がるくらい苦手です。

 

未だに復興の完成は見えてきませんが、

それでも一歩一歩進んでいくしかありません。

コロナがあったり、

日常が目まぐるしく変化している社会、

なんとか自分自身も変化させて対応するしかありません。

情報化社会になって、大量の情報が日々行き交うようになって、

扱う情報量も増えました。

人間もどんどん進化していかなければ、

その情報の波に溺れてしまうかもしれません。

テクノロジーの進化は人間が幸せになるために起きているはずです、

人間は変化を恐れずに、

テクノロジーを生かした新しい社会を受け入れる寛容さが必要になってくる。

そして、

そのためにはたくさん勉強して、

柔軟な思考、広がりのある思考、深さのある思考を手に入れないといけませんね。

AIなんかもうまく利用して、

仕事を奪われると怯えるのではなく、

仕事を楽にする道具として使わないといけません。

AIに使われる人間にならないためにも、

思考しましょう。

 

これからも、

皆様の目の前に、

明るい未来が訪れることを、

心よりお祈りしております。

 

ではまた!!