大前提として、

これをしていれば

すべての人がOKという

簡単な答えはありません。

 

災害時の備えは、

平時にきっちりと準備をすることが何より大事です。

お住まいの場所、

自治体の対応、

ペットの種類、

ペットの性格、

ペットの事情、

ご家庭の事情、などなど、

様々な要因が絡み合い、

千差万別の準備をしなければいけません。

 

もし、一言でお伝えするなら。

 

平時にしっかりと

準備をしてください。

 

これに尽きると思います。

避難所はどこだろう?

避難所までの経路は?

ペットは受け入れている?

避難所には何があって何がないか?

うちのペットには何が必要か?

うちの家族には何が必要か?

いざという時に、バッと持ってすぐに移動できるか?

バラバラになった家族がふたたび出会えるように決まり事をしているか?

もう、山程考えなければいけないことがあります。

これを、緊急時に行うのは不可能です。

 

バッと持って避難する場合、

セットになって用意されているものが有れば、

焦らずに済むと思います。

専門家の知識から必要なものが揃えられており、

それを基軸に足りないものを足して一緒に置いておく。

これは心の拠り所になると思います。

色々あると思います。

ご家庭の状況に沿ったものを探してみてください。

 

こういった物に目を通しておくと、

いざという時にパニックにならずに済むと思います。

先程のセット用品のペット版もあります。

とにかく、平時にこういったことをたくさん調べましょう。

そして、ご自身のご家庭やペットに適したものを足したり引いたりして、

各ご家庭用にカスタマイズされた避難準備を行いましょう。

 

ペットのことに集中しておくと、

ペットの情報が求められたメモのようなものを作っておくことをお勧めします。

持病はあるのか、

性格はどうか、

普段食べているご飯の種類、

予防をしているか、

どこのだれか、

こういった物を纏めたメモを

身につけているものや避難の時に用いるキャリーなどに入れておくと、

色々と便利だと思います。

災害なんて起きたら、もう頭はパニックになっていると思いますからね・・・

人間も同じですが、

ペットの避難生活において問題になるのは、

食事、居場所、排泄、薬です。

ペットにとっても異常な環境になるため、

いつもと異なる食事を受け入れてくれなかったりします。

出来る限りいつもと同じ食事を用意できているといいですね。

 

最近はこんな感じで展開して広くなるキャリーなんかもあります。

平時に調べてみましょう。

排泄問題は、特に猫ちゃんで問題になると予想されます。

排泄物を個別に袋に入れて処理できる方法など、

多くの人が非難する場所では匂いによる弊害が問題になると予想されます。

システムトイレよりも原始的な砂による排泄で、

すぐに処理するほうが理にかなっているかもしれません。

そして、持病を持っている方の薬の問題、

これは、タイミングがわからない以上、完璧な対策はありません。

もちろん動物病院が無事なら取りに行けば良いかもしれませんが、

もちろん動物病院も被災します。

どうなるかは誰もわかりません。

せめて先程のメモに、薬の種類などを記載して、

どこからか融通できるような方法を探すしか無いかもしれません。

 

自分ひとりの身を守ることでも大変な状況になって、

なかなかペットのことまでケアできないかもしれません。

それでも、

平時の準備は絶対に無駄にはなりません。

災害は、皆に平等に、突然訪れます。

災害が起きてから準備は出来ません。

平時に準備をしましょう。

それが、

貴方と、貴方の家族、そしてペットを救ってくれると思います。

 

一度、災害が起きた場合のシミュレーションをしてみてください。

平時にしっかり、準備しましょう!!

 

ではまた!!