日々一緒に過ごしているペット。

ふと見ると、

あれ? いつもとなんか違う・・・

そうか、なんか色が変わっている!

そんな時、

外から見える場所の色の変化で気がつく、

ペットの病気についてお話したいと思います。

 

1.身体が黄色い(危険度:高)

いきなり危険なサインです。

肌や白目が黄色っぽい、

人間でもありますね。

黄疸です。

猫さんでもワンちゃんでも起こりうる危険なサインです。

おしっこが妙に黄色いのも注意ですが、

肌などが黄色くなってしまうと想像より進んでいるかも・・・

白目が一番変化がわかりやすいかもしれません。

たまに見てあげてください。

黄疸が起こってしまう原因は、

肝臓であることが多いです。

とにかく、すぐに大至急、

かかりつけの動物病院へ行きましょう!!

 

2.身体が白い(危険度:高)

なーんか肌が白っぽい、白目も真っ白、口の中も白い。

貧血の可能性があります。

しかも、色調の変化が出てしまうのは、

進行した貧血の可能性が高いです。

赤血球数とかが低下している場合と、

循環血液量が落ちてしまっている場合がありますが、

どっちも深刻なので、

大至急かかりつけの動物病院へ行きましょう!!

 

3.舌が青い・紫(危険度:高)

人間でも無酸素運動後に唇などに起こりますね、

チアノーゼの可能性があります。

酸素の取り込みに異常が起きている可能性があります。

呼吸器の問題はスピーディーに命に関わる可能性がありますから、

これも大至急かかりつけの動物病院へ行く必要があります。

例外的にチャウチャウなど、犬種的に青い子もいます。

でも、それ以外は非常に危険なサインです!!

 

4.身体が赤い(危険度:中~高)

身体が赤い場合、血液の流れる量が多くなっているか、

炎症が起こっている可能性が考えられます。

熱中症とかもあったりしますから、すぐに病院へってケースもあります。

皮膚病などで炎症があっても放置は出来ませんから、

出来る限り早く動物病院へ行きましょうね。

 

5.目が白い(危険度:低い)

目の奥が白いと、水晶体の白濁、白内障の可能性があります。

目の表面が白っぽいと角膜の浮腫など問題となる場所が変わります。

すぐに命に関わったりはしませんが、

時間経過とともに悪化したり、治しにくくなったり、

白内障のように治すよりも悪化させない治療が中心となる病気である可能性もありますので、

かかりつけの動物病院へ行きましょう。

 

もう気がついたともいますが、

ペットの変化に気がついたら、

すぐにかかりつけの動物病院へ相談するのが一番です。

似たような症状でも、様子を見れるもの、見れないものがあります。

しっかりと観察して、時系列的な変化と合わせないとわからないことも多いので、

動物病院と一緒にしっかりと見てあげてください。

 

6.皮膚が黒い(危険度:高~低)

皮膚が黒くなっている。

皮膚の一部分が黒くなったり、

口のところが黒くなったり、

色素沈着と呼ばれる、炎症があったところの皮膚が黒くなる現象や、

生理的な皮膚が黒い唇の変色、

よだれや涙による変色のように、あまり病気じゃない変化や、

ホルモンの異常などによって石灰沈着などが起きてしまっている場合、

悪性黒色腫のように腫瘍性変化だったり、

幅広いことが考えられるので、

出来る限り早く診てもらいましょう!!

 

毎日見ていて、変化を感じたら相談しちゃうのが一番だと思います。

時々スマホなどで写真を残しておいて、

過去との比較をしてみると気がつくことなんかも多いと思います。

毎日変化していくペットの姿を残しておく意味的にも、

画像で残すことは有りだと思います!

 

ではまた!!