インターネットによって、誰でも世界中に情報を発信することができるようになりましたが、
やはり影響力という点を見れば、
新聞やテレビ、ラジオや本などの媒体は非常に強い信頼と発信力を持っています。
特にテレビの影響は絶大に残っています。
若者がテレビを見なくなっても、
見る人は非常に多いです。
Youtubeも見る人が多くなっていますが、
正しい情報の情報源としての信頼度は、まだまだテレビや新聞には劣っているように感じます。
玉石混交で、明らかに間違っていることでも、さも当然のように発信されています。
確かにテレビなどでも、とんでも情報を発信していることもありますが、
数としてはある程度の裏付けを確かめた上で情報発信がされているのかな? と感じます。
ただ、そのせいもあり、誤った情報発信がされたときの影響力がでかいです。
もう一点は、そういったテレビなどに出た人だから、この人の言うことは正しい、といった、
信頼度バイアスが存在します。
最初に結論からお話しますが、
テレビに出る人が、全て正しいわけでも、凄いわけでもありません。
テレビに出る人は、目立っている人or目立ちたい人、です。
確かに傑出した能力で目立つ人もいますが、
そういう人は本業が忙しいので、
テレビに出ている暇なんてありません。
いい意味でも悪い意味でも、テレビに積極に出る人は目立ちたがり屋なんです。
テレビに出ていることそれ自体には、
実力や知識的な価値は無いと考えてもらったほうが良いです。
もちろん、
知見があったり、
すごい人に、
テレビなどで意見を言ってもらうことには価値はあります。
ただ、
すごい人は、テレビに出て無くても凄いし、
テレビに出てなければすごくないわけでもないです。
逆に、すごくない人は、テレビに出ても、すごくないです。
ここは影響力が大きいし、
テレビで言うことは無条件に正しいという、
積み重ねられた影響が大きいのかも知れませんね。
似たところに、
本を出している。
っていうバイアスがあります。
日本人、本を出しているってだけで、
なんかすごい人って思ってしまうんです。
でも、
その本の内容って、
本当に正しいですか?
インチキ、とんでも医療をやっているひとほど、
本を出してたりしますよ?
大切なのは、テレビに出てるから、とか、本を何冊も出しているから、とか、
本人を見ないで、都合よく塗られた看板を見て、
その人をわかったようになったり、
正しいと盲信したりせずに、
いろいろな方角から情報を精査して、
その人自身が信用に足る人物なのかを、
自らの頭でしっかりと判断することが大事です。
日本人は、肩書に非常に弱いですからね・・・
陥りやすい誤った情報の捉え方をしないように気をつけましょうね!
ではまた!!