ワンちゃんに固い物を与えると歯が割れます。

歯が割れたら麻酔をかけて抜かなければいけないことがあります。

固いものの中には、歯石を取ることを目的としたものもあります。

蹄、鹿の角など、本来は歯石を取るという歯のために与えたもので、歯が割れて歯を抜かなければいけないことになります。

ワンちゃんに固いものは避けましょう。

 

観葉植物、植物はペットに危険なものが実は多いです。

特に猫を飼育されている場合は、

きちんとその植物が猫にとって問題がないかを調べてから家の中にいれましょう。

あげるときりがないので、

家庭に植物を入れる前に、

きちんと安全なことを確かめましょう。

 

人間が普通に食べたり飲んだりするもの、

一部は動物にとって有害です。

有名な玉ねぎや、ネギ、にんにくやアボカド、ぶどうにチョコレート、アルコールなどなど、

えっ!? コレが!! ってなると思います。

是非一度しっかりと調べてみましょう。

機序とかどうなるのかなんて、どーでもいいんです。

危険ってことだけ知って与えないようにしましょう。

どのくらいの量なら大丈夫か?なんてのも意味ないです。

あげない。それが一番です。

 

ワイヤーシェルフやスチールラックなど、

隙間があるタイプの棚は特に猫さんで思わぬ事故を起こします。

隙間に足が落ちて、焦って大暴れして骨を折ったり、

棚が倒れて巻き込まれたりと事故を引き起こします。

実はカーテンも似たように爪がひっかかり取れなくなって骨折や転落事故を起こします。

柔らかい布をかけていると、見た目は行けそうなのに踏み込むと間に挟まるという罠みたいになります。

板のようなもので隙間に足が入らないようにしましょう。

 

猫や犬と遊ぶためのおもちゃの誤嚥は非常に多いです。

遊ぶための道具なのにと思うかも知れませんが、

注意書きには、飲み込ませないように注意して使うと必ず書かれています。

見ていられて、少しでも飲み込みそうな兆候があればすぐに対処できる状態で遊んでください。

そんなん具体的にどうすりゃいいんだ??? って私はなりますが、

注意してください。

特に獣医師に悪名が高いのは、

猫用のネズミのおもちゃです。

あれ、丸呑みします。

ほぼ、外科手術でしか取り除けません。

お腹を開けて胃を切って取り出します。

消化管のダメージが酷いと、ものすごく苦労します。

最悪は亡くなります。

怖がらせ過ぎと感じるかも知れませんが、

それぐらいよく出会うのです。

個人的には、

よくあんなもん売ってるよな・・・って思います。

同じくらい獣医師が嫌いな遊び道具は、

紐です。

毛糸、タコ糸、ナイロン糸、全ての糸が嫌いです。

腸管をずたずたにして、もうめちゃくちゃです。

ひどいときには腸を広範囲に切って取り除かなければいけません。

腸内容物が外に出て激しい腹膜炎との戦いになることもあります。

紐で遊ぶ時は、絶対に飲み込ませないように。

紐で遊んで楽しさを知ってしまうと、

クッションなどで飛び出している紐などを引っ張り出して遊び始めて、

日常が危険だらけになってしまうかも知れませんよ・・・

紐状異物、大嫌いです。

 

プラスチック製や塩ビ製のエサ箱や水入れは、

アレルギー? 接触性の反応してしまう動物がいます。

口周りとか鼻周りの毛が薄くなってたり、

赤くなっていて、そういう食器を使っている人は、

陶器やステンレスに変えてみるといいかも知れません。

 

おかしいな、変だなって思ったら、かかりつけの動物病院へ行きましょう!!

 

ではまた!!