最近、ビジネス界隈に流れている空気が嫌いです。

結果が出れば、モラルに多少反していてもいい、

影響力を手に入れるためには、多少乱暴な方法でもいい、

フォロワーが多いほど偉い、Instagram、Twitter、Youtube登録者数が戦闘力、

顧客を型にはめ込んでお金を落とさせることが勝利。

そういった空気が、大っきらいです。

貧乏人が結果を出せないからって成功者を妬んでいる。

そう受け取ってもらっても全然構いません。

私は、そういう行為の対価として金銭を受け取っても、

勝利とは感じませんから。

 

情弱と馬鹿にする顧客を騙して搾取して、

そのお金で高層マンションに住んだり、

高級な寿司を食べたり、

勝ち組の人脈とやらを築いても、

人間として大切なものをどんどん失っているよな。としか思いません。

 

スタートアップとか挑戦とか言葉をつけて、

頑張っている人を攻撃する人間は悪だと自分たちを正当化し、

同じようなクソみたいな理念を共有する仲間で集まってお互いを褒めあって、

そのグループの中で目立つために頑張っているような哀れな人達だなとしか思わないのです。

 

私は人生において、おとなになって社会に出ると

人生の大きな時間を割いて行う仕事という行為は

できる限り自分自身に誇れるものであったほうが良い

と、考えています。

本質的には仕事というものは、他者がやりたがらないことや出来ないことを変わりに行うことによって対価をいただく行為です。

つまり、他人のために自分の力を使い、その御礼としてお金を頂いているということです。

どんな仕事であれ、基本的には人のために行っている崇高な行為だと思っています。

仕事に貴賤はない。綺麗事ですが、そう思っています。

例外は、犯罪。

社会という組織に属している以上、

そこに定められたルール、法律には従って生きるのが、

法治国家の社会で生きる最低限のラインだと思います。

そんなにガッチガチで偉そうに言えるほどしっかりした人間ではないのですが、

このラインは大事だよなって思ってはいます。

自分からわざわざわかっている法律のラインを超えたりはしない。ってだけです。

もっとぶっちゃければ、バレたときのリスクが大きすぎるから、いいこちゃんしてたほうが得って考えている。ってほうが正解に近いですね。

小市民なので。

 

閑話休題。

 

ビジネスをする相手を騙しやすいちょろい相手で金づると裏で嘲笑いながら、

型にはめ込んだぜって喜ぶようなビジネスは、軽蔑こそすれ、ビジネスパートナーに選ぶことは有りえません。

私はナルシストなので、顧客を喜ばせている、相手にとってきっといい人だって映る獣医師でいる自分が好きです。

そのためにできる限り飼い主さまの声を聞いて、できる限り相手に矢印を向けてわかりやすい相手のための話し方で話すようにして、

わかりやすい、優しい、先生に診てもらえてよかったって言ってもらいたくて頑張ってます。

全部、自分のために頑張っています。

自己中心的他利ってやつです。

そのためには、私獣医師なので、動物にとって正しい医療的な知識と技術で病気や怪我を治す。

必要であればきちんと必要な検査や組織を紹介する。

全て動物を治して飼い主様に喜んでもらって、褒めて欲しい。という自己中心的な考えでやっています。

それに利他、救われる人や喜んでくれる人がついてくる感じです。

利他でなければ、私の自己中心的な望みはかなわないのです。

言い換えれば、自分の仕事にきちんとした誇りをもってやっております。

言い換えれてない気もしますが、そこはスルーでお願いします。

こんな自分が、社会の役に立てる獣医師という生き方をさせてもらって、

本当に幸運だと感じて仕事をしています。

コレは結構本気です。

 

いつもどおり、何を言いたいのかわからなくなりました。

顧客を金づるとするような仕事をして、

たとえお金を得たとして、

あなたは本当に自分の人生に価値を見いだせますか?

人からの感謝って、良いですよー、麻薬です。

どうせ一度きりの自分の人生ですから、

どっぷりと人から感謝される生き方をしてみませんか?

表立って感謝の声が聞こえなくても、

仕事という行為は、必ず他者のための行為なんだって思うと、

仕事に対する視点が変わると思います。

 

ただの自己中心的な人間が、

自分しかいない世界で派手な生活をして、

キラキラして見えるかも知れませんが、

その人達を影で支えてる多くの人達が、

この社会を支えています。

そして、そんな支えている目立たない仕事をやっている人たちが、

この社会を支えています。

自己中心的利己的な生き方に憧れるのを止めて、

自己中心的利他的な生き方に目を向けて、自分の仕事を見直してみませんか?

きっとあなたは誰かのためになっていますよ。

 

若人たちよ、

お金の奴隷になるな、

自分の人生、

自分のために、

かっこよく生きようぜ!

 

ではまた!!