おはようございます!!
昨日の情熱大陸を見て、熱意有るパワーに満ち溢れた男です。
#情熱大陸 ご視聴ありがとうございました。
10/10放送回は見逃し配信中https://t.co/QPN52fqIdv獣医師/中村篤史
視聴期限は10/17(日)23:14まで#mbs #jounetsu #獣医師 #中村篤史 #TRVA
— 情熱大陸 (@jounetsu) October 10, 2021
TRVA、夜間救急の中村先生が情熱大陸に出演なさいました!
救急の講義などたくさんのことを学ばせていただいている先生のお一人で、
勝手に尊敬しております!!
夜間救急のあの緊張感、
そして、
なんと言っても夜間にアレだけの人が動物たちの健康のために頑張っている姿・・・
いや、漲りますね!!
それと、
優しいんですよ中村先生。
番組中でもおっしゃってましたが、
周囲への感謝、
すべての人にありがとう。
大事すぎます。
本当に強く強く感じます。
今日からも感謝を胸に頑張ります!!
夜間でアレだけの人を確保するのは本当に大変だと思います。
特に最近は労働条件が非常に大変なので、
なかなか夜間を診療できる仕組みを作ることは出来ません。
昔は飼い主様に協力してもらって獣医師が一人で夜間を・・・なんて時代も有りましたが、
現状でそれを行ってなにか起きた場合は、
きちんとした人数を揃えて対応する努力を怠ったって訴えられかねません。
正直、そういう風潮は、我々獣医師の首を絞めるだけでなく、
飼い主様自身の首も絞めて行くのですけど、
社会全体がそういった寛容さの無いものになっているようで、
非常に哀しいです。
そうなってくると、
我々も組織やスタッフを護るために、
きちんとした耐性がない以上は夜間対応はしないという選択肢を選ぶしかありません。
私自身、経営者自身はいくら働いてもいいですが、
人を雇うのであればそれ相応の費用をかける、つまりは費用をいただかなければいけません。
夜間診療は基本的に診るだけで1~2万くらい、
検査や処置など、があればすぐに5万くらいは行きます。
手術となれば数十万は下りません。
テレビでは語られませんが、
それが現実です。
そこは、絶対に見落としてはならない、目を背けてはいけない事実です。
私も、昔は夜間の電話対応していました。
でも、
続けられませんでした。
昼間も診療して、いつなるかわからない夜間の電話、
精神を病んでしまいました。
しかも、
夜間にかかってくる電話の内容にも、
本当に傷つけられました。
あまりにも自分本位で一方的なことを言う人が多くて・・・
たぶん、仕事していて一番つらかった時期ですね。
そして私は夜間対応をすることを止めました。
良い獣医師の先生とかスタッフを集めて、いつの日には・・・と夢は持っております。
しかし、設備の整ったしっかりとした病院がたくさんできるなら、
うちはもう役目を終えているような気もしますね・・・
郊外で困っている人が多いところで地域のために働いたほうが、
獣医師として役に立てるのかなぁとか思ったりもします。
うちはテナントでこれ以上の拡張は不可能ですから。
すでに色々と道具を揃えて物の置き場に困っている有様です。
出来ないことを出来る限り減らして、
やれることはしっかりとやれるようにして、
必要であれば適切な規模の病院にしっかりと紹介できる。
そういう病院作りを目指して設備投資を続けてきましたが、
正直限界は見えてきてしまいました。
大きな病院でしっかり設備があるところができるなら、
そこまで頑張らなくてもいいかな、
とか、思っちゃいます。
もしくは、勝負をかけて大きな施設に移転・・・うーん・・・
その前に人を育てないといけませんね・・・
なかなかうまくは行かないものです。
自分の手の届く範囲には一生懸命今後も頑張っていきます。
なるようになる!
よっしゃ、頑張ります!!
ではまた!!