今回は、エッセイですね。

 

言葉にしても正しくは伝わらないことが多いですが、

めげずに言葉にし続けます。

今回のテーマは、

保護動物。

です。

この間、

ありがたいことに

エッセイ的なものを書かせていただき、

バズった漫画に便乗して乗せていただきました。

とても可愛いですよね。私も可愛く書いてもらいました。

 

まずはじめに、

私の立ち位置をお話します。

私、

 

根底として、動物には罪はない。と思っています。

 

殺処分0は理想的だと思いますが、

実現にはとても長いステップを踏んでいく必要があって、

急ぐと、ろくなことにならない。

って考えです。

気持ちはとても理解できるけど、

現実的な手段で目指すべき派。

ペットの繁殖は、

生物の尊厳を踏みにじるような繁殖工場や、

悪質な繁殖屋は心の底から軽蔑して消え失せろ!! って思ってます。

ただ、

本来の意味での犬種の保存敵意味合いを含めた

ブリーディングには反対しません。

一部、明らかに動物が不幸になるような品種に関しては、

人間のかわいいのために維持することには疑問を呈しています。

純血種同士の交雑も反対派です。

ペットショップは、

悪質な管理をして、動物を動物とも思わず

ただの商品として消費するようなショップは消えて無くなれと思っています。

でも、

動物を飼育することの素晴らしさを伝えてくれる面も理解しています。

素晴らしい志を持ってペットショップをされている方も知り合いにいるので、

そして、生体販売をせずに、保護動物への理解があるショップも増えています。

あとに話しますが、保護動物を利用してアコギな商売するなら、敵です。

ここまで読んだ印象は、たぶん、

なんだこのダブスタゴマすり野郎は!! ってなりそうですよね。

私の柱は 是々非々 です。

 

是々非々

客観的に、また公平に物事を判断すること。
正しいこと(是)は正しいと認め、正しくないこと(非)は正しくないとすること。
▽「是を是とし、非を非とする」と訓読する。
出典
『荀子じゅんし』脩身しゅうしん
句例
是々非々主義、是々非々の姿勢を貫く
用例
彼の気質の中には政治家の泣き言の意味でない本来の意味の是々非々の態度を示そうとする傾向があった。<太宰治・ロマネスク>

出典:goo辞書

 

良いも悪いもごちゃまぜに分母を大きくして話すことが多いですが、

そういうのが嫌いです。

私が憎むのは、

命の尊厳を踏みにじるような輩です。

繁殖をする人の中のそういった輩です。

ペットショップの中のそういった輩です。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、にはなりません。

最近は、愛護団体の中にいるそういった輩も加わってきました。

私が非難しているのは、あくまでもそういった輩であり、

ブリーダー全体でも、ペットショップ全体でも、愛護団体全体でもありません。

なんなら、そういう輩なら全ての職種で私の敵です。

獣医師だって動物看護師だって、社会人だろうが、政治家だろうが何だって、

命の尊厳を踏みにじるようなひとでなしが、私の敵です。

 

そんな私が、今一番危険視しているのが、

保護動物ビジネスです。

愛護活動や保護活動が、

きちんと活動存続していくために、

お金の面でしっかりと収入を得ることは、

必要なことだと思うので、

むしろそこはしっかりと収益を考えた活動をして欲しいと思っている人間ですが、

昨今の

 

保護動物風、繁殖屋下請け、偽装愛護な保護活動

 

ヘドを吐くほど嫌いです。

なんじゃそりゃ、だと思うので説明すると、

動愛法(動物の愛護及び管理に関する法律)が改定され、

繁殖を生業とする飼育環境や、飼育頭数、繁殖に供する動物の条件が制限されました。

同時に動物を扱う仕事全体的に、飼育環境、飼育頭数などが制限されました。

簡単に言えば、

繁殖を仕事にしているなら許可を受ける必要ができましたし(第一種動物取扱業)

適切な取り扱いをする専任の人を置く必要ができ(動物取扱責任者)

動物には適切な広さの部屋が用意され、

一人の人間が世話できる人数に上限がついて、

適切な管理をされていることを保証し、

高齢出産や、過度な回数の出産を制限するようになったんです。

知らない人からすれば、

逆に今まで制限がなかったことに驚かれるかもしれませんね。

つまり、

劣悪な環境、身体も動かせないような箱に閉じ込められ、

何度も何度も、産めなくなるまで酷使されていた動物を、

救う事ができるようになったんです。

そういった環境を摘発することが可能になりました。

素人繁殖して販売して、

資格を取っていなかったり、

条件を満たしていなかったり、

責任者を置いていないと犯罪になりますからね、

注意してくださいね。

 

そして、

この法改正によって、

悪質なブリーダーは困ってしまうわけです。

今までは見るも無惨な環境でお世話も最低限(最低限とも言いたくない)で管理していた動物が

世話する人間を増やさなければいけませんし、

なにより飼育環境を整えなければいけない、

さらには繁殖回数を終えた動物をどうにかしないと、

次の繁殖可能な動物を入れることができなくなりました。

今までも、繁殖ができなくなった動物は、

・・・・・・ショッキングな話をしますが・・・・・・

そのまま土に埋めたりして、

枠を開けたりもしているところもありましたが・・・

基本的には引き取り屋という人間が引き取り、

その後の世話、と言うなの劣悪環境での集団飼育をしていました。

そもそも、繁殖にしようし、お世話になった動物を、

大切に持続飼育するのが、

ブリーダーとして当たり前だと考えているので、

ここらへんも、私の敵なのかそうでないかの線引きになります。

繁殖適齢時期を過ぎたら、きちんと避妊、去勢手術の後に大切に飼育されているような

ブリーダーさんもいらっしゃいますから、そういう方は敵ではありません。

この引取屋も、今回の法整備によって成り立ちにくくなりました。

動物を世話できる頭数もまるで足りませんからね、

場所を準備する金もかけませんし・・・

 

繰り返しますが、全ての業界人が酷いわけではなく、

酷い人間がいるだけです。

あなたがその酷い人間でなければ、

私に怒りを持つ必要もありません。

私は、人間のクズの話をしているだけです。

 

そういった人間のクズたちは、この状況で、

いらぬ知恵を働かせて、どうにかしようと思ったんでしょうね・・・

そうして生まれたのが、

一般の方々を、この引取屋の役目をさせよう

って考えです。

そして、あわよくば利益もあげちゃおう。

あれ? この方法使えば、

今まで商品にならなかった先天性疾患を持っている子も

商品として使えるじゃないか!!

 

可哀想を売り物にしよう!!

 

書いてて、

腸が煮えくり返りそうです。

こういった輩が、

今、保護活動的な看板で活動を行っているんです。

 

劣悪なブリーダーで用済みになった動物を

保護動物と称して商品仕入れをして、

保護動物を飼育するという選択をしてくださる素晴らしい方々から

ショップよりは安いけど、

内訳を考えるとちょっと高額な譲渡料という名の商品販売をして、

そういったブリーダーは用済み動物を処分した上にお金も得られて、

次の道具を仕入れるスペースを作ることができます。

そして、保護活動団体は、保護活動をしているという錦の旗を手に入れて、

人々に訴えます。

「私たちは動物たちのために愛護活動を行っています。

どうかご支援ください。

可愛そうな動物を救うためにどうかご支援をお願いします!」

でも、

そういった動物を生み出す繁殖工場は潰れると商品の供給元が無くなるので明かしませんし、

何故か同じ年齢の純血種が大漁にいたりします。

純血種の病気を持つ仔犬が大漁にいます。

そういう子を生み出す繁殖に適さない子を繁殖から除外することもせずに、

供給元への廃業なども訴えません。

寄付をくれない人には動物は与えません。

ボロボロですけど、自分たちでは何もしません、

高い譲渡料を支払った飼い主に丸投げです。

善意で飼育を決めてくださった飼い主様に多大なる負担が来ます。

おかしいですよね・・・

 

書いてて、泣けてきました。

もしも、保護しなければいけないような動物を生み出しているなら、

その環境は全て廃業させ、それに関わった人間は全てこの業界から排除しなければいけません。

先天性疾患を生み出す子は、繁殖から引退させて、適切な医療を受けさせるべきです。

そういった活動をせずに、悪徳ブリーダーから動物を引き出し続けることは、

そういった悪徳ブリーダーの手助けをしているだけです。

そして、悲しいことに、そういうエセ愛護団体から動物を引き出してしまえば、

不幸な動物を生み出す、手助けになってしまっているのです・・・

酷い流れだなぁ・・・って思います。

 

確かに、

背景には、

かわいい純血の動物を欲しがる需要が存在するから、

お金になるから産ませる。

という事実が存在していますから、

ブリーダーやペットショップ全てを敵視する。

そういう考えがあることは理解します。

私自身も、そう問われたときに、

明確な答えは持ち合わせていません。

難しいよなぁ・・・って思います。

素晴らしい環境でブリーディングを行い、

結果として頭数は激減して、

動物個体の値段が跳ね上がり、

ごく一部の人間だけの特権になっていく。

健全なのかもしれませんが、

それは、

違うんだよなぁ・・・

ごめんなさい、ここに関しては、

まだ、自分のちゃんとした考えが、

まとまりません。

 

結局最期は有耶無耶になってしまうのが

私の悪い癖ですね。

この分野に関しては、

書こうと思えばいくらでもかけてしまうので、

今回はここまでとさせていただきます。

 

多くの人が、知ってほしい。

そして、そういった輩のせいで、

きちんとしている愛護団体が悪く見られないように、

多くの人の監視の目を作り出すことが大事だと思います。

 

もしよければ、多くの人にこの声が届いて欲しい。

そして、自分自身でいろんな目線の情報を調べて、

自分自身で考えて、

皆で意識を変えていくきっかけになってくれたら嬉しいです。

長文になりましたが、最期までお読みいただき、ありがとうございました。

 

ではまた!!