1つ選べと言われたら、

 

歯磨き

を勧めます。

特に、子犬、子猫を迎え入れたご家庭全てにお伝えしたいです。

耳掃除や爪切りやシャンプーなどのスキンケアは、

定期的にプロが関われば維持できることが多いですが、

歯磨きは、毎日の積み重ねが非常に大事で、

特に、小さい頃から習慣として生活に組み入れて毎日行うことができれば、

将来に向かって、健康への貢献が非常に大きいのです！！

すでに大きくなってしまったワンちゃんや猫ちゃんでも、

ゆっくりと日々の習慣にしていくことは、

将来のために非常に役に立つので、

是非チャレンジしてほしい、そう思っています。

 

大事なことは、

嫌なことという認識を持たせないこと

無理をしない

嫌なことはしない

楽しいことにしていく。

これが大事です。

そのためにも、焦らずじっくりと取り組んでいきましょう

 

ファーストステップは口の周りに触れることを

スキンシップとして取り入れていきましょう。

かわいいかわいいと顔周りを撫でつつ、

口周りも触れていく。

嫌がらずに受け入れてくれたら褒めて、場合によってはご褒美をあげましょう。

だんだんと慣れてきて当たり前のように触れるようになったら、

次のステップへ進みましょう。

口の中に触れていく。です。

口周りを触れて、そっと口の中、歯茎や歯に触れていく感じです。

まだ磨こうと思ってはいけません。

チュールなんかを薄く塗ってやってみるのも好きならありだと思います。

嫌がらせず、焦らずです。

口の中、歯を触れても嫌がらなくなったら、

ガーゼやタオルなどの布を指に巻いて同じように口の中に触れてみましょう。

ここまでくると、濡らした布で歯を拭くという、

第一の目標が達成です。

日々繰り返していけば外側の歯の健康はかなり守られます。

これができたらめっちゃ褒めてあげましょう！

ここまでで楽しいことになっていれば、

「歯磨きするよー」

などのコマンドを入れてから行うようにして、

「歯磨きするよー」が楽しくて嬉しいことのサインになって

自分から寄ってきてくれるようになってくれたら最高ですね！

 

先に進める子は先に進んでいきましょう。

タオルや布で拭けたら、次は歯の外側だけじゃなく、

口を開けて上や内側に進んでいくパターンと

タオルじゃなくて歯を磨く専門の道具を使っていくパターンに勧めていくのですが、

これは個人個人でどっちが受け入れやすいのかが違うと思うので、

焦らずにどちらかを勧めていきましょう。

そして、可能であれば最終的には両方ともマスターしていけたら最高です！！

 

ベストは歯ブラシで歯の内側まで磨けることです。

 

無理しないでくださいね。

歯磨きは毎日続けることが何よりも大事なので

嫌がらせたら絶対に駄目なので・・・

 

もちろん、受け入れてくれない子もいると思います。

世の中には歯のケアが出来るグッズやケア用品がたくさんあります。

どれがいいのか選ぶのは難しいですが、

受け入れてくれて無理なく続けられることを続けることが一番大事です。

獣医師の95％が賛同したりおすすめしたりしている商品は基本的には嘘言ってますが、

それが続けられるのであればそれでいいと思います。

 

無麻酔歯石除去だけはやらないでくださいね。

あんな事してたら口腔内ケアができなくなったり、

重大な問題を引き起こしますし、

何より獣医師か愛玩動物看護師以外が行うことは法律に違反している可能性が非常に高いです。

人間の歯科衛生士だろうが、なんの意味もない民間資格で

動物の健康に影響を与える可能性のある無麻酔歯石除去を行うことは法律でできなくなりました。

絶対に止めましょう。

獣医師がやっていて、リスクや、意味がないことを説明していなかったら、

勉強不足か気が狂ってるのでそこに通うのを止めたほうがいいと思います。

動物に恐怖と痛みを与え、そして健康にとって意味のない行為である無麻酔歯石除去は絶対に止めましょう。

 

ということで、

皆様、

歯磨きしましょう！！

 

人間はきちんとデンタルフロスまでやりましょうね！！

 

ではまた！！