みなさん、こんにちは。
アイエス動物病院の院長 一平です。
今日は、犬や猫の耳の健康についてお話ししようと思います。
ペットを飼っている皆さんにとって役立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
外耳炎の症状に注意!
まずは、外耳炎の症状についてです。犬や猫が外耳炎にかかると、次のようなサインが見られます。
- 耳をしきりに掻く:痒みがあるので、しきりに耳を掻くことがあります。
- 頭を頻繁に振る:耳の中に何か異物があるような違和感があると、頭を振ることが増えます。
- 耳からの異臭:感染や炎症が進むと、耳から嫌な臭いがすることがあります。
- 耳の赤みや腫れ:耳が赤くなったり腫れたりするのは、炎症のサインです。
- 耳垢が増える:耳垢の量が増えたり、色が変わったりします。
これらの症状が見られたら、すぐに動物病院を受診してくださいね。
外耳炎の原因って?
次に、外耳炎の原因についてお話しします。外耳炎の原因は様々ですが、主に以下のようなものがあります。
- アレルギー:食べ物や環境によるアレルギー反応が原因になることがあります。
- 寄生虫:耳ダニなどの寄生虫が耳に感染することがあります。
- 細菌や真菌:湿った環境は細菌や真菌が繁殖しやすいです。
- 外傷:耳を掻きすぎたり、何かで傷つけてしまうと、そこから感染が広がることがあります。
外耳炎を予防するには?
予防が一番!ということで、外耳炎を予防するための日常的なケア方法をご紹介します。
- 耳の定期チェックと清掃:日常的に耳をチェックして、汚れを見つけたら優しく拭き取ってあげましょう。
- 適切な食事管理:アレルギーを防ぐために、バランスの良い食事を心がけてください。
- 定期的な健康チェック:動物病院での定期チェックはとても重要です。少しの異変でも早期発見につながります。
- 耳を清潔で乾燥した状態に保つ:湿った状態が続くと細菌が繁殖しやすいので、耳を乾燥させることも大切です。
具体的な受診の目安
具体的にどんな症状があれば動物病院に行くべきか、目安をお伝えしますね。
- 耳をしきりに掻いている:痒みが強いサインです。
- 頻繁に頭を振る:耳の中に違和感がある可能性があります。
- 耳からの異臭:感染や炎症が疑われます。
- 耳が赤く腫れている:明らかな炎症のサインです。
- 耳垢が増えたり、色が変わったりする:細菌や真菌の感染が疑われます。
おんなじやん! って思った人。正解です。
大事なことなので、二度言いました。
当院の診療について
当院では、オトスコープなどの専門的な道具を使って、精密な耳科診察を行っています。
ペットの耳の状態を詳しく調べ、最適な治療法を提案いたします。
飼い主様の不安や疑問点にも丁寧にお答えいたしますので、どんな小さなことでもお気軽にお問い合わせください。