ワンちゃんやネコちゃんが咳を出す場合、実はいろいろな理由が隠されている場合があります。

単純に喉がイガイガして咳をする場合。

もっと深い気管部分の炎症が問題の場合。

肺に問題がある場合。

心臓が悪い場合。

実は食道や胃に問題がある場合。(咳に見えるけど実際は吐きたい)

原因の場所でもいろいろと変わります。

そして、そこに様々な原因が存在します。

感染症(細菌? 真菌? 原虫? 寄生虫?)、アレルギー、腫瘍、形態的な問題、異物、外傷などなど。

その組み合わせはたくさんあります。

つまり、一概に咳が出ていると言って、簡単に治療は出来ません。

咳の種類もたくさんあります。

ケッケッケッ、カハッカハッ、カフカフといった乾いた咳。

ゴフゴフ、ゴホゴホ、ゴボッゴボッといった湿った咳など。

呼吸器の問題は命に直結する場合があります。

正直、電話での相談ではなんとも言えないことが非常に多いですし、猫さんでは多いのですが、実はとんでもなく深刻な状態なのに、それほど元気が無いような素振りを見せてくれなかったり、油断ならない怖い症状が咳です。

 

変だなーと思ったら出来るか限り早く受診をなさってください。

早期発見早期治療に勝るものはありません。