ここ最近、妙典周辺だけなのかわからないですが・・・亡くなる子が多いです。
確かに、夏を終えて涼しくなる時期って・・・亡くなる子多いんです。
でも、それにしても、今年は異常な気がします。
葬儀をされる場所も、順番待ちになってしまっているらしいので、たぶん異常事態なんだと思います。
凄まじい台風と雷雨の影響なのか、暑さを必死に堪えて、少しだけ涼しくなって気が抜けてしまったのか、一度涼しくなってまた暑くなったせいなのか・・・
体調を崩されているペットさんも非常に多い気がします。
人間もこういう気温のジェットコースター状態のときって体調を崩しやすくなりますから、動物も同じなんでしょう・・・
特に心臓病を持っている動物にとって秋と春は注意が必要です。
ま、夏も冬もなんですが・・・
不思議と厳しい時期は飼い主様も一生懸命対策をとって頑張ってくださるんですが、そのきつい時期が過ぎて、ふっ・・・と楽に過ごせるようになった時、まるで気が抜けたように体調を壊してしまうんです。
天候が荒れやすいってのも有るでしょうね・・・
これはもう、薬でどうこうとか、獣医師の手技でどうのこうの問題では無いこともあって、辛いですね。
できる限り早い段階で、あれ? おかしいかな? くらいで見せてもらうぐらいしか対応しきれないという経験談ですね。
まぁいつもどおり・・・? ん? ちょっと変かな? ってぐらいで念の為に検査してもらって想像よりも状態が悪い、なんてこともあります。
多分ですけど、最近の薬がとっても優れているからじゃないかなって個人的には思ってます。
すっごい状態の子でも最近の薬はなんとかしてしまうから、ぎりっぎりまで持たせてくれて、そして、本当の限界が来ると症状として現れて、そうなるともう治療に反応してくれない・・・
そんなパターンが増えてきているのかも知れないなぁ・・・って思ってます。
でも、最後のその日までそれなりのQOL(クオリティーオブライフ、生活の質)を確保して生活できていたのなら、飼い主とペットにとって幸せだったと考えるようにしています。
いや、実際幸せですよね・・・自分の子にも同じ治療するわけですから、どうか最後の日まで穏やかに生きてほしい・・・
ちょっと重い話になってしまいましたね。
本当にペットの生活が長寿化している立役者である食事と医療。
特に薬は本当にどんどん効果的で副反応の軽減した薬が多くなってきて、本当に人間の挑戦は凄いなと思います。
病気という敵と知恵という武器で戦う人間。ドラマですねー。
いろいろな武器で敵と戦うのは良いのですが、味方である武器同志で無駄な争いはしないほうが良いですね。
(もちろん中には何の役にも立たないお金儲けのためだけに悪意のある治療法も存在してますけどね・・・)
何事も偏ること無く、フラットに情報を集めて自分の頭で考えることが大事ですね。
敵を放っておいて他人の武器の文句を言うことに執着することは本当に無駄なので、放っておきましょう、あなたが他人に悪意を持たなければそれで良いのです。
ま、言いたくなりますよね。ほんとに無駄な治療とか、むしろ害の有ることとかやっていると・・・
とりあえず、台風被害のいち早い復興をお祈りしております!