これからペットを迎えてペットとの生活を過ごしていこうと考えている方々に向けたブログ。
今回はネコちゃん編です。
ネコちゃんはショップ以外にも保護猫さんとか子猫を思わず拾って飼育を始める方がワンちゃんよりも多いかも知れませんね。
思わぬ出会いが運命の相手との出会いだったりして素敵ですよね。
基本的には、食事、トイレ、予防。これが大事です。
食事は年齢体型に合わせた食事を選んであげてください。
猫さんは結構グルメが多くて苦労することもありますが、嗅覚が食事において大事なので匂いを立たせるような工夫が有効かもしれません。
缶詰を少しレンジでチンして人肌+αくらいにしてあげると食べ付きが良くなることがあります。
鰹節とかをトッピングするときはペット用を使ってもらうのと、あまり日常的に使いすぎるとミネラル分が多いので尿石などには注意してください。
トイレは色々なタイプがあります。
慣れればどれでも使ってくれる事が多いですが、その子によって違うので買い換える覚悟は持っておきましょう。
砂のタイプも好みがあります。
砂のような鉱物が好きな子、おからみたいなのを食べてしまう子、最近ではシステムトイレ、砂は一月使えて下のペットシーツを週一で変えるようなトイレも流行っています。
どんなトイレにしろ、毎日キレイにして清潔で安心できるトイレ環境を作ってあげてください。
同時に飲水もしっかりと出来るように工夫をして猫さんに多い泌尿器疾患、腎臓の病気を起こしにくいようにしましょう。
複数飼育の場合は、飼育頭数+1くらいの数のトイレを用意することをオススメいたします。
毎日の食欲、飲水量、排尿量、便の性状。これらは飼い主様が把握して日々の健康状態を知っていきましょう。
週に一度のチェックは耳の中、口の中、爪、肛門腺。
月に一度は体重を把握しておきましょう。
室内で暮らす猫さんの寿命は15歳くらいと言われています。
外に出る猫さんの場合5歳位まで低下します。
猫さんは室内で飼育しても室内でストレスがたまらないように工夫をすれば十分に素敵な生活を送らせることは可能です。
外には感染症、闘争、落下事故、交通事故など危険がたくさんあります。
室内飼育をオススメいたします。
避妊手術や去勢手術は、繁殖をしないのであれば行ったほうが良いと思います。
手術を行うことで未然に防げる病気があること、飼育下で発情という生理的な行動を我慢させることが無くなる、スプレーや夜泣きなどの発情に伴う問題行動を軽減する。
人と暮らすためにお互いにとって辛くないように生活していく上で避妊去勢手術は有効な手段です。
その他の予防はワクチン、ノミ・ダニ、内部寄生虫、フィラリアになります。
定期的なワクチン接種で外猫さんが多く持つ風邪のような症状を出す病気や、重症化しやすく感染力の強い病気にかかることを防ぎましょう。
本人が外に出なくても、人間が室内に持ち込んでしまう可能性はありますので注意してください。
ノミ・ダニも同じことが言えます。
外を歩いた人間の衣服についたノミが室内で繁殖してノミが付いていた。完全室内外のノミ寄生は結構な頻度で存在します。
うんちに変な虫が居たら内部寄生虫を疑いましょう。うんちを持って動物病院へGoです。
フィラリアは犬の病気と考えられていますが、実は猫でも危険です。
感染が成立しにくいのですが、成立してしえば治療をしても短くなってしまった寿命が回復しないという怖い病気です。
最近はオールインワン、全てを予防できる商品なんかも出ていますので、病院でご相談ください。
こういう病気ではなくて予防だけで嫌な思いや、痛い思いをしない病院での時間、その後にご褒美を結びつけて、病院や病院の人間に慣れておくと、
いざ病気になって入院などが必要になったときにもリラックスして病院での時間を過ごすことが出来るかも知れません。
生物を飼育するというのは責任が伴います。
また、お金もかかります。
飼育前にこれから15~20年、責任と時間と、お金をかけられるのかよく考える事が大事だと思います。
それでもペットの居る生活はお金では変えられない価値があると一飼い主としては感じています。
願わくば、素晴らしい生涯の伴侶と出会えることをお祈りしております。
ではまた!