私は基本的にワンちゃんも猫ちゃんもMIX好きです。あえて言えば雑種好きです。
町中に普通にいる日本猫好きだし、柴犬が混じっているような和風な雑種の子が好きです。
しかし、もし純血種から選ぶなら・・・
猫であればノルウェージャンフォレストキャットやメインクーン。
犬であればシベリアンハスキーやバーニーズを許されるなら飼いたい。
つまり、でっかいモフモフが好きなんです。
もちろん住宅事情的に猫さんはともかく、ワンちゃんは大型犬は難しいので諦めていますが・・・
大きな動物はロマンがありますよね・・・
ただね、大型犬、その素晴らしい存在感とモフモフ感だけではなく、苦労も有るんですよね・・・
私自身も実家には大型犬がいますし、小さな頃から大型犬が居る家庭で育ってきたので、大型犬だからこその問題と何度も遭遇してきました。
今回は代表的な3つのリスク、特に高齢期や病気になった時に起こる問題についてお話します。
1.お金がかかる
まず食べる量が違いますから、食費も多くなります。
予防なども高くなります。
さらに、体の大きな大型犬は治療費が高額になります。
特に内服薬、小型犬なら半錠で治療できるのに1回3錠とかになります。
普通に考えると薬価が6倍なってしまいます。
毎日ずっと飲まなければいけない薬の場合・・・負担は非常に大きくなります。
入院なども専有面積が大きく部屋を2つくっつけて1つにして使ったり、点滴や注射なども多くなります。
個人的には超小型犬も手術料金上がっても仕方ないと思うんですけどね!
2.小型犬に比べると短命
ワンちゃんの平均寿命は14年とされていますが、大型犬の平均寿命は10~12年と言われています。
小型犬だけで考えるとたぶん平均寿命は15年くらいになると思うので、比べてしまうと短くなってしまいます。
色んな説がありますが、体全体に対する呼吸器や心臓の大きさの割合が小さいから負担が大きいなどと言われています。
3.介護が大変
30キロ以上の大型犬が寝たきりになると、本当に大変です。
体が大きくて重いので、褥瘡などを作らないために体位を変えたり、おしっこやうんちがうまく出来なくて洗ったりするのも重労働です。
病院に連れて行くのも抱っこしたりも気軽には出来ません。
大型犬は関節疾患にもかかりやすいので、寝たきりになるリスクも高くなってしまいます。
関節炎で痛みを訴える大型犬の世話は想像以上に大変なことになる可能性があります。
もちろん、これらの苦労の何倍も素晴らしい時間を与えてくれる大型犬の生活。
否定する意図は1mmもありませんが、現実問題としてこういったことが起きる可能性は知っておいてください。
それでも、あの大きな存在感、全てを受け止めてくれるもふもふ感、優しさ、あったかさ、本当に素敵なんです。
今回は大型犬との生活を考えている方に、覚悟をしておかねばならない可能性についてお話しました。
ではまた!