水素水とか波動水を飲めって話じゃないです。
日常のお水、定期的に交換する。
フィルターなどを通したお水にしてみる。
飲水量を気にしてみる。
排尿量の変化を気にしてみる。
そういうお話を通して、日々の物言わぬ動物の体調変化を知るための方法についてお話したいと思います。
大基本な話をします。
食事量、食べるスピード、飲水量、飲水の様子、排尿量+尿の状態、排便量+便の状態、体重変化、一分間の呼吸数+呼吸の仕方、心臓の拍動数+心臓の音とリズム、体温、体表をなでておかしいところはないか、瞳はおかしくないか、歯や口の中はおかしくないか、耳の中はおかしくないか、爪は伸び過ぎてないか、肛門腺は貯まりすぎてないか、皮膚に赤いところはないか、毛が異常に抜けていないか、行動が変化していないか、体臭が変わったりしていないか、被毛の艶、まだまだありますが。
日常のこういったところにほんの少し意識を向けてみましょう。
毎日上記の全てをチェックしていたら病気になりますから、動物への興味をちょっとレベルアップしてみませんか? という提案です。
かわいいかわいい、と言う触れ合いから、ひとつ上の興味を持ってペットとの素敵な暮らしをすることで、病気や変化の早期発見早期アプローチをしていきましょう。
体重変化は動物を抱っこして一緒に体重計に乗って、自分の体重を引けば出すことが出来ます。月に一度位を目安に把握するといいです。
極端に増えたり減ったりしたら疑問を持ちましょう。
いつも同じチェックの仕方をするといいかも知れません。
一つの例としては、ペットと正面から向き合って、顔全体を見て、目を見て、口の中を見て、耳を見て、触りながら首、前胸、前足、胸まわり、腰まわり、お腹、後ろ足、しっぽ、お尻、陰部と流れるように上から下へと一通り見る。
体重と同じく月に一度たっぷりいじる日を作ってみるのもいいかも知れません。
もちろん動物が嫌がったら無理せずやりましょう。
優しく撫でるようにリラックスさせて行っていくことで、日常のスキンシップにも一助有ると思います。
何が異常かわからない、そうお考えになるかも知れませんが、いつもと違うことに気がついたら疑問に持てばいいのです。
答えを、診断をすることを目的としてません。それは獣医師がやればいいんです。
異常にいち早く気がついてあげる。それが最高の飼い主様です。
若いうちは半年とか数ヶ月に一度でいいかも知れません。
中年になったら2・3ヶ月に一度、高齢になったら一月に一度、変わったところをチェックする目的で、ペットと触れ合うデーを作ってみませんか?
明らかな異常の前に、なんらかのサインを出していることが多いです。
その小さなサインを見つけて早めに対応していきましょう。
ごく軽度であれば経過観察の可能性もありますが、それでもいいんです。
貴方の関心がペットを大病から救うことになるのですから。
チェックデー。
考えてみてください。
ではまた!