ペットとの幸せな暮らし。

出来ればずーっとペットには元気でいてほしい。

病気などにもかからずに、幸せに暮らしてほしい。

 

飼い主の皆様はきっとそう考えられていると思います。

私自身も、実家にいる時は犬も猫も飼育しており、現在も猫と暮らしています。

そして、今まで全頭、避妊去勢手術をしておりますし、混合ワクチン、狂犬病ワクチン、ノミ・ダニ、フィラリア予防をしっかりと行っております。

少し嘘つきました。実家の犬たまにノミ・ダニ、フィラリア予防が抜けるのでオールインワン商品には本当に助けられています。ありがとうございます。

獣医師が飼育しているなら当たり前じゃん。そう思った方はいませんか?

獣医師なんて関係ありません。

動物を飼育しているなら、これらの避妊去勢手術、各種予防は、真剣に向き合って考えるべき行為だと考えています。

 

避妊去勢手術を行わない3大理由は・・・

1.高い

2.麻酔が怖い

3.可愛そう

です。(俺調べ)

高齢になって子宮卵巣関連疾患になったら、若いうちにする避妊手術の費用の5倍以上になります。

高齢になって子宮卵巣関連疾患になったら、若いうちにする避妊手術より遥かに危険な状態で手術をしなければならない、と言う状況になります。

動物の本能として、子をなす。と言う目的のために発情時はパートナーを探すために身体が変化します。

オスなんかは発情したメスを感じ取ったら、それはもう狂わんばかりにスイッチが入ります。

でも、それが満たされることはありません。そういう季節になるたびに、種としての本能スイッチが入って、満たされることは有りません。

それって、可愛そうではないでしょうか?

獣医師は高齢になり、病気になって、

「若い時にきちんと検査して

しっかりとした麻酔と手技のもとで

安全性の高い状態で行う手術」

が行えたはずの個体に、

「高齢になって様々な他の持病も発生して、

より繊細な麻酔管理と、

複雑化した手術手技を求められる可能性もあり、

回復も遅くなっている個体に行う手術」

を何度も行うことになって、避妊手術や去勢手術を薦めるようになるのです。

はっきり言います。

「獣医は金儲けのために避妊や去勢を薦める」

と言っている人は、めっちゃくちゃ控えめに言って、バカです。

ほんの少しでも、知識と知恵が有れば、そんな理由で無いことは明らかです。

 

うふふふふふ・・・

 

もちろん、それだけじゃないこともわかっています。

ぜひ、一度避妊去勢手術の是非と向き合ってください。

 

各種予防は、説明いりませんよね?

予防できる病気は予防する。

病気は早期発見早期治療。

これが何よりも大事です。

治療より予防のほうが安いし簡単だし安全です。

予防、しましょう!

今のお金を出し渋って、将来大きなお金を払うことが大好きで。

いらぬ苦痛を、危険をペットに味あわせたくない人は、

予防をしましょう!

 

ではまた!