寒いですね。

身体が冷えると、なんとかして温めようと身体は無理をします。

無理をしてエネルギーを消費していると、色々な持病が顔を出してきます。

やはり、寒さは、健康には厳しいですね。

日本は同時に乾燥しますからね。

乾燥によって水分が外に逃げやすくなって、さらに体温低下を進めてしまう。

もちろんびしょびしょで寒い中に放置とかは問題外なので言及しませんよ。

 

前述の通り、動物は体温を一定上に保たなければ死んでしまいます。

環境気温が低ければ、エネルギーを使って体温を保持しなければいけません。

持病などが有ると、それをフォローするのにもエネルギーを利用するために、エネルギーの枯渇が起きてきます。

体調が悪いのでエネルギーを吸収する力も蓄える力も健康な子に比べると弱くなってしまっています。

持病を持っている場合もそうですが、加齢によっても同様なことが言えます。

出来る限り省エネで過ごすためにも、環境の温度変化を出来る限り減らしてあげるようにしましょう。

日常過ごす場所も暖かく快適な場所にしてあげるようにしてあげてください。

 

春、暖かくなって気が抜けて体調崩す子って、本当に多いんですよね。

特に冬場に頑張ってしまった子が、環境が楽になるのに合わせて頑張りを解いた時に体調を崩す。

季節の変わり目というやつは人間だけではなく動物の体調も崩れやすいので、特に注意して見てあげてください。

 

寒くなっても暑くなっても、なんらかの負担が身体にかかってくる。

若く元気なら何でも無いことが、年をとったり持病を持っていると響いてくる。

人間も動物も一緒ですね・・・世知辛い世の中ですね・・・

人間も高齢化社会が問題になって、高齢者が高齢者を介護する未来が待っているようですが、ペットの世界で言えば、高齢のペットを高齢の人が世話するといったところでしょうか?

小型犬ならまだいいのですが、大型犬となるとなかなかに大変かもしれませんね。

個人的には、自分ひとりで抱っこして持ち上げることが出来ないサイズのペットさんは苦労するかも知れないと思っています。

いざというときのためにペットタクシーやペットシッターや往診可能な動物病院などを知っておくとその時に焦らなくていいと思います。

ペットを飼育する前にはやはり動物病院と夜間の対応などは調べておいたほうが良いですよね。

世の中の獣医師が夜間診療を辞める理由の多くはあまりにも理不尽な対応ですから。

いきなり家にどんどんと扉を叩いて押しかけてきたり、お金を払わなかったり、高いと罵倒してきたり、待っていても来なくて電話したら様子を見ると言われたり・・・

皆傷ついて辞めていきます。

夜間専門でもないなら、もし夜間診療もしてくださる一般診療の病院にかかるのなら、普通の診療や予防や食事などをなるべその病院で見てもらってくださいね。

お願いします。

 

ではまた!