いつも笑顔でいましょう!

笑顔でいると、悪いことを考えにくくなるし、

脳は活性化します。

血行も良くなります。

副交感神経が優位となって自律神経のバランスを整えます。

ストレスは解消され、幸せであるという感覚を得られます。

免疫を整えて病気になりにくくなり、

他人からのイメージを良くします。

っていう話ではありません。

 

動物の表情の変化を早く見つけることで、隠している体調不良を発見しましょう!

ッてお話です。

毎日ペットさんと暮らしている飼い主様にしか気がつけない、表情の変化。

いつも楽しそうににっこにこしているのに……なんか無表情というか……おとなしい?

なんか最近顔のたるみが強くなってきたような……

なーんか目の周りが毛が薄くなってないかぁ……

我々獣医師は、大きく変化しているとすぐに分かりますが、微細な変化だと見つけるのが難しいことがあります。

大事なことは、以前とどう変わっているか、普通のときとどう変わっていると言う飼い主さんのお話です。

かわいい我が子と毎日顔を突き合わせている飼い主様だからこそ気がつける変化。

その小さな変化を掴むことで、病気の前段階でアプローチしたり、初期の状態で発見して早期治療を行っていく。

そのためにも、毎日かわいいペットとたくさん遊んであげてください。

有名な表情の変化はワンちゃんがつかれたような垂れ下がった覇気のない顔つきになる甲状腺機能低下症。

逆に高齢の猫さんがギラギラと爛々とした目つきになって活発になりすぎる甲状腺機能亢進症。

顔の半分だけだらーんと弛緩しているような、ホーナー症候群、なんかがあります。

 

最近はスマホで動画を簡単に誰でも撮影するようになって、家でしか起きないような症状を撮影して見せてくれる事が増えてきました。

これ、ありがたいですね。

実際に動物を診察して、普段の状態をスマホの動画で確認するというのは、これからの新しい診療のスタイルかも知れません。

個人的には、動物の医療に関しては、遠隔医療は難しいと思っています。

実際に診察してきちんとやっていても初動がずれることは珍しくないですから、人間みたいに自分自身の体の状態を伝えてくれない動物で遠隔医療は、まだ難しいだろうなぁと思います。

テクノロジーの変化で可能になってくるかも知れませんが、そうなると、診療できるだけのデータを遠隔で手に入れてAIが判断して指示すれば終わりって気もしますね。

思い描いていたドラえもんの未来の医療って感じでワクワクしますね。

話がそれましたが、家で起きたちょっと変だなってペットの行動を獣医師に相談する時に動画というのは有効なツールだと思います。

ただ、動画だけだと判断できないので、是非ペットさんと一緒にいらしてください。

 

ではまた!