毎日テレビから悲観的なニュースが流れて、恐怖が増大している日々だと思います。

新型コロナウイルス、ペットはどうなの?

と思われる方も多いと思います。

公益社団法人東京獣医師会 様が今回の新型コロナウイルスについての見解を発表してくださっています。

pdf で見ることが出来ます。

ぜひご一読ください。

 

☆以下の内容は読めばわかることなので、上のやつを読んだ後では重複した内容になります。

 

一番心配されることだと思いますが、新型コロナウイルスは犬や猫への感染は今の所しないと考えられています。

コロナウイルス感染症は犬や猫にも存在します。

しかし、現在話題になっている新型コロナウイルスとは別のものと考えてください。

犬猫は基本的に下痢の原因だろうと考えられています。

極稀に猫のコロナウイルスが突然変異をして猫伝染性腹膜炎という病気を起こします。

命に関わる病気ですが、犬にも人にもうつることはありません。

 

では、新型コロナウイルス(長いので以下は新型と書きます)は犬猫を媒介しないのか?

という答えは、運ぶ可能性は有ると思います。

環境と同じですよね。

新型がついた手すりなどを触れて、その手で粘膜を触れれば感染を起こす可能性があるのですから、

犬や猫の体表にウイルスがついていて、撫でることや接触することでウイルスに触れてしまう可能性は0ではないと思います。

外の空気中に新型が多数浮いている状況ではないと思うのですが、

例えば多くの人が集まる、利用する場所に行けば、リスクは高まるかも知れません。

安易に不安を煽るような事を言うつもりはありませんが、

日本政府も不要不急の外出を控えるようにと言っていますから、

ワンちゃんネコちゃんも同様であるべきかなと思います。

 

もし、飼い主様が感染してしまった場合・・・

 

これは・・・困ってしまいますね。

保健所に相談していただいて、なんとかお世話ができる体制を作るしかないですよね。

先程話した通り、体表にはウイルスが付着する可能性があるので、動物自体に悪影響のないタイプの消毒は必要になると思いますし・・・

ペットが感染して発症する報告はないし、可能性は低いと思うのでその点は安心ですが、非常に難しい問題になると思います。

 

とにかく人混みには行かない、手洗いマスクエチケットを徹底する。

外から帰ったら、ペットも体表を無害なウイルスを倒せるもので拭く、などの対応をしっかりとしていくしかないでしょうね。

当院でお出し出来るAP水はそういったときに使えます(宣伝)

 

考えだしたらきりがない、出来ることしか出来ないと思うので、

出来ることをしっかりと徹底してやっていきましょう。

 

なお、院長の咳はいびきと花粉症です。

今年、まじすげぇ・・・

 

ではまた!