自分がお店を訪れて、その店員さんは、自分が仕事をしている時にお客かも知れない。

私はお店に行く時にこう考えています。

そうすると、自然と店員さんやお店に対して寛容に、優しくなれるのでおすすめです。

社会は人が集まって作られていますから、自分が大変な時は、相手も大変かもしれないと言う想像力を持つことは皆の人生にとって大変プラスになると思います。

「お互い様だから」

少し前にはよく聞いていた言葉ですが、最近、ずいぶんと聞かない言葉になっている気がします。

個人主義の台頭によって、自分優先、ともすれば自分勝手な事を言う人が残念ながら増えた気がします。

自分の自由を優先させる場合、自分の責任も大きくなるはずなのですが、逆に責任は他人に背負わせる他責傾向が強くなっています。

自分自身の責任を嫌って自分自身で判断を行わず、何かが有れば他人を責める。

こんな人間が多くなったら社会はどんどん住みにくくなると思いませんか?

 

理由の一端は生活していると気が付きます。

テレビから流れる言動・・・

他者を攻めるだけ攻めて、いざ自分たちに問題があっても謝罪もせず、誤った情報を正すことにも注力せず、しかしその一方で誰々が悪い。

常に悪者を作ってその性にして批判批判批判。

こんな物を毎日見ていたら、

「ああ、これでいいんだ」

と、思ってしまったり。それが異常な行動であることにだんだん麻痺していってしまうのは仕方がないと思います。

ネット上でも匿名だろうが実名だろうが、そういった話ばっかりです。

お互い様なんだから、皆で頑張っていこう!

そういった意見が少数派になってしまっています。

相手を批判する声のほうが大きいですからね。

自分が苦労するよりも、他者を攻めたほうが楽だし、気持ちがいいんでしょうね。

そんなこと言ってる私も、このブログの場でマスコミ批判しているので同じ穴の狢です。

 

でも、悲しくなるくらい、子供には見せたくないような口汚い言葉で他人を責めている。

そんな物が公共の電波に乗せて毎日毎日流されている。

にほんがおかしくなっても仕方がないと思います。

 

どうか、賢明な皆様は、お互い様だからと、他人に優しく、自分ができる範囲でいいので、優しく出来るように生きてほしいと思っています。

 

自分は、それを心がけてこれからも生きていたいと思っています。

 

ではまた!