できる限り説明の時に使いたくない言葉の一つです。
定義が曖昧になるし、範囲が広がりすぎるんですよね。
なんとなくわかりやすいような表現になるんですけどね・・・
「原因はなんですか?」「ストレスですね」「あー、ストレスかーなるほど」
って感じで、納得感もありますよね。
でも、ストレスって、原因の結果起こることで、ストレス自体は原因じゃないんですよ。
なにか問題があるからストレスを感じて悪化する。なんですよね。
だから、ストレスをどうにかするんじゃなくて、ストレスを引き起こしている何かをどーにかしなければいけない、その何かを探さないといけないんです。
そして、そのストレスはいろんな症状を引き起こしちゃいます・・・
皮膚病を悪化させたり、消化器症状を起こしたり、泌尿器症状を起こしたり、心臓病を悪化させたり、腫瘍病変による症状を悪化させたり・・・
厄介者なんです。
さらに、現在、人間が強いストレスを強いられる状況が長く続いています。
気が付かず溜まったストレスは、色々なサインを出し、動物にも影響を与えます。
動物のストレスになってしまったりします。
普段いない人が家庭にいることがストレスになったりします。
可愛がるつもりで過剰に触れ合うことがストレスになってしまう場合もあります。
もちろん、可愛がってもらって逆にストレスが無くなる子もいます。
一人ひとりの性格によって、対応は変わります。
今回のことで、ペットを迎える家庭が増えたという報道を見ました。
・・・安易な考えで動物を迎えるのには、両手を上げて賛成はできないかもしれません・・・
しかし、きちんと勉強して行動して、愛してもらえるのなら、動物を飼育することは素晴らしいこともたくさんあります。
責任もたくさんありますが、人間の孤独を癒やしてくれるし、本当にたくさんのことを与えてくれます。
ある意味、人間より無条件に飼い主のことを承認してくれるのがペットです。
貴方の心に寄り添って、癒やしや、温かさを与えてくれます。
その代わり、飼い主としての義務は生じます。
予防できる病気はしっかりと予防して守ってあげてください。
避妊去勢についてしっかりと考えてください。
貴方の判断で、高齢になってから、若く健康なうちに対応できた病気にかかる可能性があります。
適切な食事とお水を与えてください。
排泄物はきちんと管理しましょう。健康状態へのヒントが詰まっています。
トイレはいつも清潔にしましょう。機能性トイレであっても、汚れていたら綺麗にしたり、ペットシーツを変えてあげてください。
日常に潜む危険から、貴方の大切な家族をしっかりと守ってあげてください。
ペットの居る生活は、幸せに溢れていますが、責任も生じます。
大切にしてあげてください。
ではまた!