昨日(2020/05/06)は凄まじい雷雨でした。

てか、雷がすごかったですね。

動物さんでも雷が苦手な子が居ます。

飼い主様のそばを離れなくなったり、ブルブルと震えてしまったり、場合によっては消化器症状を出してしまったり、持病が悪化する場合もあります。

雷というものは、動物に過大なストレスを掛けてしまう可能性があります。

そして、大体同時に気候の乱れ、気圧の変化を伴うので、結構辛いものが有ると思います。

 

そこで、飼い主が雷の時にどのような行動を取ればいいかをお話します。

 

1.絶対に騒がない

たとえ飼い主様が雷を苦手でも、絶対に騒がないでください。

ペットにとってその家庭でのリーダーは飼い主様です。

リーダーが大騒ぎしていれば、部下は不安になります。

たとえ怖くてもぐっとこらえて、堂々としていましょう。

そして、動物に優しく話しかけましょう。

「大丈夫だよ」

「落ち着いて」

「平気だから」

口でそう言ってると、不思議と自分もそう思えるようになります。

 

2.扉窓を閉めてカーテンも閉めて

  外からの刺激をなるべく減らす。

これは、まぁそうですよね。

音を軽減して、光を軽減しましょう。

衝撃は抑えられないので、ベッドの上とか布団の上でナデナデしてあげたりとかがいいかもしれません。

お部屋の電気は消してしまうと雷鳴でビカビカっと光ってしまうので、明るくしてあげて、ここは安全だよという情報を増やしてあげるといいかもしれませんね。

 

3.翌日にも異常が有れば動物病院に

極度の緊張から直後や最中に少し行動異常が出てしまうのは仕方がないかもしれませんが、

翌日まで行動異常が続いてしまう場合は、精神的な負荷が大きすぎて少しトラウマのような状態になってしまっている可能性があります。

こういう場合は動物病院に相談しましょう。

もちろん、発作症状のような強い症状が出てしまった場合は様子を見ないですぐに相談してもらったほうが良いと思います。

なかなか雷雨の中来院するのは難しい場合は、発作によって身体を傷つけてしまうものを遠くにやったり、唾液によって誤嚥を起こさないように少し頭側を下げて寝かしてあげたり、舌が喉の奥に落ち込んだりしないようにする意味でも少し頭部を下げて寝かすことは役に立ちます。

動物さんは発作中意識がなく、何事も本気で行うので、飼い主様が手を噛まれたりすると大惨事になるので、無理せず注意して行ってください。

心疾患などがあったり、呼吸が細かくなりすぎて興奮しすぎると、舌が真っ青になるチアノーゼという状態になることがあります。

こういうときはマツモトキヨシ等で酸素缶を持っておくといざという時に使えます。

 

アスリートでもないとまとめ買いはおすすめできませんが、実際に使うと結構あっという間になくなってしまいます・・・

緊急的な状況を乗り越えたら素早く動物病院へ行きましょう。

 

リーダーとして、いざという時にどういう行動が取れるかが重要です。

日頃から考えていないと、緊急時は動けません。

ペットのために、頑張りましょう!

 

ではまた!