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京都で起きた痛ましい事件

 

保護ボランティアのご自宅で複数の動物の遺体が発見された事件です。

ボランティアの方々の間では 神様 と呼ばれていた人だったそうです・・・

 

たぶん、はじめは善意から行っていたんでしょうが、自分の中での正義が、行動を狂わせていったのではないかと想像します。

 

正しいことをやっている、という正義の名のもとに、人間は恐ろしく残酷になれる。

似たような言葉は世界中に存在すると思います。

大義名分を得た人間は、増長します。

そして、同じ正義を掲げる人間だけが集まっていき、さらに加速します。

客観的な視野がどんどん失われていき、主観的な視点、思考、行動が全て、その全てが正義の名のもとに【正しい行為】と正当化されていきます。

非常に危険です。

それを防ぐために大事なことを3つ上げます。

1.たくさんの人と触れ合い、意見の異なる人間も承認すること

2.反対意見を条件反射的に拒絶せず、一旦受け入れて思考すること

3.メタ認知を意識すること

1と2がかぶってる感じがしますが・・・

まあ、大事なことなので。

周囲にイエスマンしか居ないような状況で生きていくと、

思考力は低下します。

いろんな意見が出ることを楽しめるような場に身を置きましょう。

俗に周りにいる5名の人間の平均が、自分を表す。なんて言葉があります。

いつも同じ人と一緒にいると、自分が凝り固まり成長しなくなります。

自分自身の成長や多様性を育てるためにも、

多くの人と交流を持ち、成長している人、頑張っている人と触れ合うようにしましょう。

あ、そういう人を集めて教祖化しているような集団に飲み込まれないように気をつけくださいね。

僕は、陥りがちですw

自分の主張と異なる意見をもらった時に、その考えはどうやって起こるのか、

その意見はどういう意味を持つのかを深く考えましょう。

もちろん思考に値する考え方なのかは判断するべきです。

反対のための反対意見に真面目に時間をかけるのは無駄です。

じぶんと異なる価値観と出会った時に、思考を元にどう受け止めるか、その繰り返しが自分の思考を厚く広くしてくれます。

メタ認知はやっぱり大事ですね。

自分自身を俯瞰して、客観的に自らを評価しましょう。

わかりやすく言えば、自分自身が小説の主人公で、その小説を読んでいる自分はどう感じるかを考える癖を付ける感じです。

読者という小説の中の人からすれば高次の存在による考察をする。

自分自身の行動を、高次の自分が見て判断する。

その視点と判断は、客観性の有る冷静なものでなければいけません。

なかなか難しいです。

練習が必要ですが。

社会という集団で生きていく上で非常にあなたの人生にプラスに成るので、ぜひ取り入れてみましょう。

メタ認知に興味を持った人は、たくさん本が出てますので、ぜひ手にとってみましょう。

読書は貴方の人生を豊かにしますよ。

 

ではまた!