私、この先生のスタンス大好きなんです。

FacebookやTwitterで投稿を見かけて、ブログを読んではウンウンウンウン、と無限に同意しちゃう感じです。

こちらの本の作者でもいらっしゃいます。

そして、今日のブログも、読ませていただきました。

そして、その内容に頷きまくりました。

本当に、大変だよなぁ・・・

個人的には、人間が行うのならば、プラシーボ効果で有る一定の効果が出るので、勝手にすればいい(お医者様は大変でしょうが・・・)ってスタンスですが、

動物医療に置いては、害悪でしかありません。

最も効果が出るであろう標準治療を受ける機会を奪い、

動物を不幸にするからです。

そして、それは、飼い主の選択によって行われます。

この問題のもっとも厄介な点は、

善意によって行われていることが多いことです。

善意って、恐ろしいんです。

悪意なき善意は、悪意に勝る。なんて言葉ができるほど、怖いんです。

だって、良いことをやっている。っていう前提が有るからです。

否定されると、良いことをやっているのに否定してくるなんて、相手が悪いんだ。

っていう思考になります。

一度こうなるとお終いです。

こちらは【敵】になってしまいます。

そして、善意を認めてくれる集団に取り込まれて、排他的な組織になっていきます。

客観的なデータも、全て【敵】が作り出した陰謀になってしまいます。

こうして頭の先から爪先まで、どっぷりと『そういった』集団に取り込まれていきます。

 

本当に、どうすれば良いんでしょうね・・・

 

そして、不幸になる動物・・・

 

きちんと根拠のあるお話をして、理解してもらえないようなら、我々獣医師はそれ以上立ち入ることはできません。

治療をしないと言う選択肢を飼い主様が選ばれるのであれば、それ以上無理に説得することもできません。

病気で苦しみ、時には命を落とすかもしれませんが、

その洗脳から解き放つことは、できません。

 

こういった類で金儲けをする輩は、非常に卑怯なんですよね。

批判・非難をするだけで良いのだから楽なもんです。

結果は出なくて良いんですから。

悪いことは相手のせい、良いことは我々のおかげ、

本当に酷いものです。

 

高額な費用を払って、こういった輩の養分にならないで欲しい。

動物に不幸にならないで欲しい。

そう願ってやみません・・・

波動、ホメオパシー、などなど、ご自身が信じるのは勝手ですが、

他人に勧めない。動物を犠牲にしないように勝手に信じてください。

お願いします。

 

ではまた・・・