普通にペットと暮らしていて、
遭遇することが多い症状からお話しております。
そして、大好物の皮膚。
皮膚のかゆみのお話です。
かゆみの表現はいろいろあります。
後ろ足でカシカシとかいている。
口でグシグシとかじっている。
床に背中を擦り付けてゴロゴロしている。
落ち着きなく、ウロウロして、
少し座っては立ち上がってウロウロ。
ずーっと指先とかをなめている子もいます。
痒いって、辛いですよね。
出来る限り早く開放させてあげたい。
初期の対応としては、
予防の確認。
ノミダニ予防はしていますか?
していなかったら、とりあえず予防しましょう。
除外しましょう。
予防するだけで、原因の一部が除外できます。
最近は垂らすだけ、
飲むだけで、
ニキビダニなどを含めて外部寄生虫による皮膚病から、
ペットを守ってくれる薬があります。
ぜひ、予防をしましょう。
一番言いたいことは言ったので、次に行きましょう。
かゆみを訴えている場所を観察しましょう。
真っ赤になっていませんか?
ジュクジュクしていませんか?
出来ものが出来ていたりしませんか?
明らかに皮膚に変化があって、
それを気にしている場合は、
病院へ行きましょう。
もし皮膚病変があんまりはっきりしない、
それほどひどくない場合は、
お家でシャンプーをしてみるのを試しても良いかもしれません。
痒みが有るとなめたりかいたりして毛玉、
毛が絡んでいたりします。
必ずシャンプーの前にはブラッシングして、
毛のほつれをしっかりと取ってあげてください。
毛玉を濡らすと最悪です……
こちらの記事でシャンプーに関してはしっかりとお話しています!
ぜひご一読ください。
正しい方法でシャンプーをしてみて、
それで症状が落ち着けば様子を見てもらってもいいでしょう。
何度も再発したり、
症状が改善しない場合には病院へ行きましょう!
かゆみで病院へ行くときは、
飼育環境や食事の情報があるとありがたいです。
いつも毛布で寝ている。
ソファーで寝ていると痒がる。
フードのメーカー、種類。
ありがたい情報はいっぱいあります。
あとは痒がる場所とタイミングですね。
食事の後に痒がる。
口周りを痒がる。
手先を痒がる。
お尻を痒がる。
こういった情報は嬉しいです!
日常のブラッシングは皮膚の状態を把握する上でも、
皮膚のコンディションアップにも、
被毛の管理としてもいいので、
日常的に行うようにしてください。
使用するブラシは、皮膚に傷をつけるようなワイヤーブラシよりも
ピンブラシや獣毛ブラシをお勧めします。
皮膚の状態を知ること、ついでにお耳とかのチェックとか肛門腺のチェックは週に一度くらいはしてあげましょうね!
それから先の各論はその子に合わせてかかりつけの獣医さんとご相談してくださいね。
ではまた!