現在、左後ろ足第4指の末端に感染症を起こして、

足首までパンパンに腫れている。

アイエス動物病院院長です。

しこたま痛いです。

原因は、たぶん最近開始した水泳かなと・・・

ふやけた皮膚に細菌か真菌が悪さをして、

潰瘍を形成しております。

非固着性のガーゼでガードしています。

浸出液も多量に出るためにその対策も兼ねています。

先端から第3指の間まで潰瘍化しており、

周囲の腫脹、熱感、疼痛があります。

 

人食いアメーバーとかだったらどうしよう・・・

 

痛い・・・

 

怖い・・・

 

こういう時に患者さんの気持ちになって考えます。

もう、なんと言っても痛みをなんとかしてほしいですね。

歩くのも苦痛、

ちょっとでも体重かけると激痛、

なにもしてなくてもズクンズクンと痛みます。

 

痛み止め、飲みました。

日曜で病院やってないし、

今日も仕事なので、

15分ほどすると、

痛みがオブラートに包まれた感じになってきます。

30分ほどすると、

おお、気にせず動ける!

薬って、ありがたいです・・・

原因菌が定まっていないので、

安易に抗生物質とか抗真菌薬とかは飲みにくいですが、

ちょっと塗り薬やっておきました。

これ以上広がられては困るので・・・

 

感染症との戦いは、

人類の戦いの歴史でもあります。

有名な青カビから発見されたペニシリン。

日本住血吸虫との戦い、

天然痘ウイルスに対するワクチン。

様々な知恵を結集して、多くの病気を乗り越えてきました。

今も新型コロナウイルスと世界中の叡智を集合して戦っています。

医療の進化は間違いなく人間が戦いの末に手にした成果です!

 

何が言いたいかと言うと、

ロキ○ニンありがとう。

絶えず襲ってくる痛みが緩和したよ、

本当にありがとう。

 

ではなくて、

そういった歴史や人間の生み出した成果を、

なんとなく怖い、

とか、

誰かが言ったから、

といった不確かなもので、

悪者にしないでください。

標準治療を、受け入れてください。

 

って、獣医療ってきちんとした標準治療がなくて問題なんですよね。

でも、多くの知恵者の方々が、獣医療にも適切な標準治療を作ろうとしてくれています。

そのためには、多くの獣医師が学んで、

情報を集める必要があります。

頑張ります。

 

痛みで、なんかよくわかんないブログになりました。

短パンで診療してますが、赦してください。

 

ではまた!