自分の思ったことが相手に伝わらない。
そんなことは思っていないのに、誤解される。
そういったことの積み重ねで、
話すこと自体が怖くなってしまう。
話さない結果、話せなくなっていく、
話せないから話さない・・・
こんな感じで、どんどん話せなくなってしまっていませんか?
この現象の大きな原因は、
話す時に、自分に矢印を向けて話しているから。
だと思います。
相手に向かって話しているはずなのに、
考えていることは、
うまく話せるかな?
ちゃんと話せてるかな?
自分の意見を言えているかな?
と、自分のことばかり考えていませんか?
話す時に考えなければいけないことは、
話す相手のことです。
相手に心の矢印を向けて話さないと、
貴方の言葉は相手には伝わりません。
そして、
うまく話そうとしてはいけません。
これを考えた瞬間に、
貴方は自分のことを考えています。
うまく話さなくたって良いんです。
相手のことを心で考えて紡いだ言葉は、
たとえ拙くても、
きちんと相手に伝わります。
一生懸命自分のために話してくれている子供の言葉は、
たとえたどたどしくても、
言葉が間違っていても、
心に響きませんか?
それは、子供が相手のことを思って話してくれているからです。
小難しいおしゃれな横文字を使って、
カッコつけて話している言葉が、
薄っぺらくてなーんにも自分の中に残らない。
そんなスピーチ聞いたことありませんか?
うん、一部の政治家や、
貴方のことを騙そうとするセールスマンとかがよくやりますよね。
自分を言葉によって高く大きく見せようとしているのです。
完全に矢印が自分に向いています。
そりゃそうです、
貴方のために話しているんじゃないんですから。
きちんと相手に伝えたいと思ってくれている人は、
一生懸命わかりやすく工夫をしてくれます。
一番簡単な方法は、たとえ話です。
わかりにくい話を、一番相手に伝えやすくする様々な加工、
その中で、一番やりやすいのは、
他のことに例える事です。
もちろん、ずれた例えではないけませんが、
身近にあって、
理解しやすいたとえ話にする。
これはとっても有効な手段になります。
いざっていう時にうまいたとえ話はすぐに出てきません。
練習していないことは、
実践では出来ません。
日常から、練習しましょう。
ある事柄を別のことで例える練習を、
いつも行うことで、
いざってときに自然に出るようになります。
目についたもの、
気になったものを、
日常身近にあるものに例える練習をしてみましょう。
話すことがうまく出来ない最大の原因は、
勉強しないからです。
練習しないからです。
学ばないからです。
話し方はこういうふうにしましょうって、
習った人ってほとんどいませんよね?
小学校中学校、義務教育でも習いません。
親も、具体的に話し方を教えることってしませんよね?
周りの人の話し方をいつの間にか真似て話している人がほとんどだと思います。
だから、ちゃんと話し方を勉強すれば、
誰でも話せるようになるんです。
とりあえず、
今日から、
たとえ話の練習してみましょう。
ちょっとわかりにくい話は、
たとえ話を使って話すと、
以前より随分と話が相手に理解してもらいやすくなります。
最初のステップとして、
ぜひ使ってみてください。
困ったら例える。
って決めておくと、
話が途切れずに話せるようになって、
自信が付く一歩になると思います。
話すことは、相手へのプレゼントです。
多くのプレゼントを周りの人に与えて、
豊かな人生を送っていきましょう!
ではまた!