未だに猛威をふるい続けているコロナですが、

寒くなってきて、

普通の風邪やインフルエンザも混ざって、

もう、

どうすりゃいいのよ・・・

って悲壮感が広がっているような気がします。

世界から見れば、

日本は随分と、

皆様の協力によって、

爆発させずに抑え込んでいる感じですね。

しかし、

世界中で再感染の報告が増えてきているようで、

コロナを無くすことは現実的に不可能で、

コロナと暮らす生活を認める時が来たような気がします。

我々の業界だと、

猫とフェレットらへんが掛かる可能性があるようですが、

正直、

ペットの心配をしている場合じゃないですよね・・・

今日本国内で、

コロナに感染した猫を、

きちんとした隔離を行って、

院内管理できる病院って、

有るんですかね?

もし、一例でも入院したら、

スタッフも獣医師もどうすれば良いんでしょうね。

外来なんて開けられるんでしょうか?

こういった、

自分の力でどうにも出来ないことには、

無駄に悩まないほうが良いのですが、

考えてしまいますよね・・・

困ったもんです・・・

我々の業界の話でいうと、

マダニから感染るSFTS,

人でも3割が死ぬ病気、

外に出る猫にはハイリスクな病気が、

日本において勢力を広げています。

この間までは西日本の病気でしたが、

関東に入ってくるのも時間の問題でしょう・・・

外猫がぐったりしていると連れてこられて診察して、

SFTSだったら感染して3割死にます。

連れてきた方も、診察した獣医師も看護師も、

30%の確立で死にます。

これ、

とんでもなくないですか?

 

マダニの怖さ

 

以前ブログでも書いているので、ぜひご一読ください。

こういった、動物も人間もかかる病気を、

人畜共通感染症といいます。

獣医師は人間の公衆衛生にも寄与することを義務としていますので、

こういった情報は沢山の人に伝えねばならないと考えています。

いずれは国家試験に新型コロナウイルス感染症なども乗ってくるでしょうね・・・

 

いま、

本当に我々は激動の社会に生きています。

毎日思いもよらなかったことが起きたり、

生活様式がどんどん変化していきます。

人間の本質として、

変化を嫌う、恐れる本能があります。

これは、

何も特別なことではありません。

昨日までの穏やかな日々が、

これからも続くことを願うのは、

生物として当たり前のことです。

しかし、一方で、

変化に対応できない生物は、

生き残れません。

本質的な恐怖に打ち勝ち、

変化することを自分自身で決めて、

行動する。

生き残るためには、

それしかありません。

変化を怖がる自分を認めて、

その上で、

自分自身で変わっていく。

それが、

自分で出来るこの時代の生き方だと思います。

 

一度しか無い自分の人生、

自分を認めて、承認して、

自分自身の人生を、

自分の選択で歩んでいきましょう!

 

ではまた!