もうそこら中のブログで注意喚起されていると思いますが、

それでも言います。

おしっこトラブルは、

早期発見早期治療が、

最も大事な病気のひとつです。

重症化させると、

生涯に渡って、

治療、ケアをし続けなければいけないし、

再発を繰り返すようになってしまいます。

 

何度もトイレへ行く。

 

トイレ以外の場所でしてしまう。

 

一回のおしっこの量が少ない。

 

おしっこが赤い、ピンク色。

 

おしっこの匂いが急に変わった。

 

こういった兆候を、

いち早く見つけてあげて、

おしっこを持って動物病院へ行ってください。

 

そして、

大事なことは、

トイレの環境です。

 

ペットにとって、

排出行為というのは、

うんちをしている時やおしっこをしているときのことですが、

非常に危険です。

敵に襲われても、

逃げることも反撃することも出来ません。

無防備な状態なんです。

だから、

安全な場所で行う本能があります。

ま、人間もそうですよね。

人の出入りがあったり、

うるさかったり、

開放的な場所での排泄って、

落ち着きませんよね・・・

なので、

トイレの設置場所と、

トイレの構造は大事です。

 

人の出入りが少なく、

静かで、

十分な広さがあって、

清潔なトイレ。

 

これが大事です。

トイレをする前に時間をかけて砂かきをしたり、

何度もウロウロと確かめていたり、

トイレの後に執拗に砂をかけていたり、

こういう行動、実はトイレへの不満のサインかも知れません。

よくあるのは、

 

砂の量が少ない

 

これ、多いです。

機能性トイレだとわかりにくいのですが、

いわゆる砂のトイレの場合は、

砂の量をたっぷり入れてあげてください。

 

狭い

 

これも多いです。

どうしてもおしっこトラブルを繰り返す場合、

思い切って

 

こういった物を改造した広々としたトイレにしてみるのも一つの手だと考えています。

 

他の子が使う

 

これも繊細な子は駄目ですね・・・

飼育頭数+αのトイレを用意するのが基本的なルールです。

 

機能性トイレ

 

敏感な子だと、機能性トイレがだめな子が居ます。

人間では匂いが少ないと感じるものでも、

ペットにとっては気になってしまい、

ストレスを感じて膀胱炎に・・・

そういう事があるようです。

相性ですよね。

合わない子は、

大きな砂のトイレに変えると改善することもあります。

 

こういった鉱類タイプの砂、正直処理が大変です。

毎日変えないとガッチガチになって取れなくなるし・・・

でも、

ケアさえしっかりすると、

一番猫にとって好ましい、

ぶっちゃければ、

公園の砂場のような環境が作れます。

 

どうしても繰り返してしまう膀胱炎に悩まされる場合、

もちろんしっかりと原因治療をしてもらってからですが、

トイレ事情を見直してみるのはいかがでしょうか?

 

ネットで処方食を買って、

あっていない食事をえんえん食べている可能性もあります。

処方食は、処方して出す食事

ちゃんと診察を受けて処方してもらってくださいね。

無責任に処方食をばらまく人間の金づるになって動物を苦しめないでね。

 

ではまた!!