ネタバレなタイトルですが、
ワンちゃんのご飯やお水をあげるのは、
散歩の後にしましょう。
散歩の前にご飯やお水をあげるなら、
2時間程度はしっかりと時間を開けましょう。
もちろんお水は常に置いていおいていいのですが、
ガブガブと飲んでしまう場合は、
散歩の後にしましょう。
食べてすぐに運動するのが身体によくなさそうなのはわかってもらえると思いますが、
下痢したり、吐いてしまったりしそうですよね。
一番イヤなのは胃拡張胃捻転症候群、胃拡張症候群です。
胃の中にたっぷり内容物がある状態で運動をすると、
内容物が振り子のように揺れ始め、
なにかのきっかけでグルンと回転してしまいます。
胃がねじれてしまい、周囲の組織を巻き込んで、
血液のうっ滞、血管や消化管の捻転によるダメージを引き起こし、
ひどい場合には壊死を起こして死にます。
とにかく早くその捻転を改善させることが大事で、
場合によっては緊急手術です。
捻転を起こさなくても、
過剰に拡張した胃や消化管が消化器官にダメージを与える可能性もあります。
簡単に防げる病気です。
食事や、大量の飲水の後は、穏やかに過ごす。
それだけを守りましょう。
今まで平気だったからとか、
そういう反論はいりません。
病気になって苦しんだり死ぬのはペットです。
いいから黙って食事や飲水は散歩の後にしましょう。
もしくは、食事や飲水後の運動はしっかりと時間を開けてやりましょう。
もちろん、しっかりやっていても、
発生することはあります。
それでも、
わざわざ起こさせる行動を取るメリットは一ミリもありません。
緊急手術になって、場合によっては助からないかもしれない、
長い入院と高い治療費を払う必要はありません。
ぜひ、ぜひに守ってくださいね。
食後にお腹がパンパンになって苦しそうに気持ち悪そうにしていたら、
様子を見ないですぐに動物病院へ!
よろしくお願いいたします!!
ではまた!!