チョコレート中毒!!

 

~完~

 

もう、毎年のことなので……

機序とかどーでもいいんで、

ペットにチョコを与えないでください。

与えなくても、奪われないでください。

機序とかどーでも良いんで、

ペットにチョコはだめなんで、

あげないでください。

なんでですか、とかどーでも良いんで、

あげないでください。

取られないでください。

量は?

とかどーでも良いんで、

あげないでください。

種類は、とかどーでも良いんで。

あげないでください。

症状はとかどーでも良いんで、

あげないでください。

 

はっきりいいます。

質問とか、どーでもいいんで、

あげないでください。

正直、それだけです。

1000の言葉でチョコレート中毒の機序やチョコレートの種類による危険性や致死量とか症状とかを説明しても、

結局やることは同じなんで。

やることは唯一つ。

ペットにチョコレートを与えない、

ペットがチョコレートを摂取してしまう機会を無くしてください。

変に容量の話をすると、

それ以下ならいいのか、

とか、

ミルクチョコなら心配いらない、

とか、

なんでそんな話になるのか理解できませんが、

どーにかして

チョコレートをペットの口に入れようとする勢が現れます。

もうね、

細かく言うだけ無駄です。

我々がプロの獣医師として、

飼い主様に伝えるべきことは唯一つ。

 

チョコレートが

ペットの口に入る機会を

完全になくしてください。

 

ぐだぐだ説明しないでください。

ああ、この量なら平気なんだ、

とか、本当に無意味なことを考えさせる隙を与えないでください。

知識披露に夢中になって何も伝わらないのは獣医師のやりがちなあるあるなので、

とにかくあげない。

最悪死ぬ。

それだけ伝えましょう。

 

繰り返します。

飼い主様、

家にチョコレートが存在するヴァレンタインデーが近づいています。

 

ペットにチョコは毒!!

 

理由も量も症状も知らなくていいです。

 

あげるな!!

 

ただそれだけを守ってください。

私はそれだけで満足です。

 

ではまた!!