私以外私じゃないの。
ゲスの極み乙女が歌っていましたね。
そう、自分以外は自分じゃないんです。
社会という人間の集合体。
どんなにコミュニティを小さくしても、
自分と他人によって作られています。
家族でさえそうです。
夫婦も、自分と他人なんです。
つまり、
気を使おうって話です。
期待しすぎないようにしようって話です。
気を使うってのは、
へりくだって相手を持ち上げるわけじゃないです。
親しい近い間柄でも、
ちゃんと相手を尊重しましょうってお話です。
それと、
どんなにわかっていても、
こうしてくれるはずだ、
きっとこう思ってる、
とか、あんまり自分の期待を相手に求めすぎないようにしましょうね。
うちの夫婦あんまり喧嘩しない理由を聞かれたらしいんですが、
たぶん、
こういうところなんだろうね、って話し合いの結果発見しました。
お互いに、
結構一人遊びが出来るタイプで、
ちょっと寂しがり屋、
ってのもありますが、
お互いを、
ちゃんと他人だと思っているのが、
大きいんだと思います。
夫婦の話だけじゃなくて、
社会における人間関係も、
これって大事だよなーって、
お互いに話しながら気が付きました。
他人への過度な干渉。
他人への過度な期待。
人間関係のもつれって、
多くがこの2つから来てるんじゃないかと、
壮大な話になっていきました。
冷たいと思うかもしれませんが、
他人は所詮他人です。
自分の人生のために本気で頑張ってくれる人なんて、自分自身しかいません。
助けを求めるなとかそういうことを言っているんじゃないです。
むしろ、助けてくれる人がいるならたっぷり甘えていいと思います。
他人の人生は、その人の人生なんですから、そこに過度に干渉しちゃ駄目なんですよ。
そして、他人が自分に協力するかどうかに期待しないほうがいいんですよ。
変に期待するから、自分の期待度と他人の行動との差に不平不満が産まれるんです。
自分自身が、他人のために一生懸命助けてあげるのは構いませんが、
それによって他人の人生を変えようとしたり、
相手の感謝を期待したり、
気が付かない内にしてしまったりしがちなんですよね。
私の想いをわかってくれているはずだ、
だからこういう風に行動してくれるはずだ、
でも現実はそうならなかった、
どうしてわかってくれないんだ、
もっと動けるはずだ、
自分が思うように行動するべきだ・・・
気が付かない内にそういう思考になっていって、
相手を操作しようとしてしまう。
それが、距離が近い程、他人であることを忘れてしまう・・・
踏み込みすぎてしまうし、自分にとって都合がいいような存在だと勘違いしてしまうんですよね・・・
3人の子供を持つ親としても、気をつけないとなって改めて思いました。
お互いが、お互いの存在を承認して、皆が皆を尊重できるような社会になってほしい。
自分自身の人生を、自分らしく生きられる社会になってほしい。
そう願っています。
ではまた!!