日差しが柔らかく、温かい。
まだ少し夜は冷えたりもしますが、
日中は過ごしやすい陽気になりましたね。
春ですね。
春といえばペットにとっては予防の季節と言っていいでしょう。
ワンちゃんであれば
狂犬病
混合ワクチン
フィラリア
ノミ・ダニ
猫ちゃんであれば
混合ワクチン
ノミ・ダニ
フィラリア
特にワンちゃんの狂犬病は、
狂犬病予防法という法律によって日本でワンちゃんを飼育される方には義務されています。
摂取しないことで罰則もありますので、必ず受けることにしましょう。
混合ワクチンのワクチネーションプログラムに関しては、
かかりつけの獣医師さんとお話すればいいと思います。
蚊でうつるフィラリアは月に一度の予防でほぼ100%防げます。
病気にして苦しめてから治療するより、
予防するほうがペットも苦しまず、
費用だって安いです。
なにより、命の危険に晒す必要はありませんので、
ぜひきちんと予防してください。
ノミやダニも、
わざわざ寄生させてなんらかの症状を出してから駆除して治療するよりも、
事前の予防で防いだほうが、
ペットも飼い主様も幸せだと思います。
特に、静岡より西の地方にお住まいの方は、猫さんのダニ予防はしっかりと行いましょう。
そして、可能であれば猫さんは完全室内飼育にしましょう。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)のリスクがあります。
猫さんも死亡率が高いのも問題ですが、
何より、
飼い主様、
獣医師、
スタッフも死ぬことがあります。
冗談なんて一切ありません。
ダニから感染した猫さんの体液に触れれば感染しますし、
ダニに喰われても感染します。
非常に恐ろしい問題です。
外に出る、もしくは野良猫が体調が悪い、
その子を病院へ連れて行く飼い主様も感染する可能性がありますし、
診察をして唾液や体液などが一滴、傷や粘膜に触れるだけで感染する可能性があるほど、
恐ろしい病気です。
もし発症したら、
人間は、
20%死にます。
本当に怖い病気です。
ノミダニ予防をして猫を外に出さないことで、
少しでもリスクを減らすぐらいしか対策がありません。
どんどん広がっています、そのうち日本全国で報告されるようなことにならないことを祈っております。
ワンちゃんの病気と考えられていたフィラリアも、
実は猫さんで問題になることが多いことがわかってきました。
予防するに越したことはありません。
病気にさせる前に予防する。
予防に勝る治療はありません。
あ、フェレットさんはフィラリア症をきちんと発症してしまうので、
しっかりと予防をしていきましょうね。
病気になってから治療するのではなく、
予防できる病気は予防で防ぐ、
ペットも苦しみませんし、
飼い主様も安心できます。
今新型コロナウイルスのワクチンがなかなか広がらないことで、
日本はいつ終わることがわからない霧の中にいるようなものです。
いち早いワクチンの普及で、
少しでも早く霧を薄くして、
我慢だらけの生活から抜け出したいものですね。
予防できる病気、防ぎましょう。
ではまた!!