ワンちゃんや猫ちゃんの四本足、指の先にある爪。

自然界では武器だったり、

木や壁に引っ掛ける足場確保のためだったり、

重要な機関である爪ですが、

時に動物自身に牙を向くことがあります。爪なのに。

 

まず、ご自身のペットの爪の生え方特徴を知っておきましょう。

小さい頃から、

無理をしないように爪を管理できる習慣をつけることは、

ペットとの生活においてとてもプラスになります。

 

長すぎる爪は、地面をカツカツと音を立てながら歩くことになったり、

布などに引っかかってしまったり、

人間に傷をつけたり、

場合によってはどこかに引っかかり剥がれてしまったり抜けてしまったり・・・

危険をはらんでいます。

 

爪の先は適度にカットしてあげましょう。

内部には栄養血管があり、

そこを切ってしまうと痛いし血が出ますので、

血管のないところを落としてげましょう。

 

ワンちゃんの場合は、散歩によってアスファルトがヤスリのような働きをして、

爪を切らなくても短く維持できる子もいます。

ただ、

狼爪、前の手の内側にある親指のような爪は地面につくことがないので伸びます。

ひどい場合はカーブを描いて伸びて、

自分の手に刺さることもあります。

猫ちゃんの爪も、

一部の子は伸びすぎると自分の手に刺さります。

細い爪なのか、太い爪なのか、

カーブの強さは、自分でかじって爪を短くするのか、

個体個体によって差がありますから、

特徴を把握することが非常に大事になります。

 

お家でペットの爪切りがうまく出来ない場合、

ペットショップ、トリミングショップ、動物病院などで、

爪を切ってもらえると思います。

日々爪の長さをチェックして、

過剰に伸びてきたら早めに管理をお願いしちゃいましょう!

 

自分の武器である爪をじっくり見られることは、

ペットにとって嫌なことである可能性があります。

場合によっては適切な保定を行わないと爪を触らせてくれない子もいます。

ペットさんからすれば、自分の武器を奪われるわけですし、

四肢を抑えられることで命の危険を感じているのかもしれません。

お家で爪切りをされるときも、

出来る限り嫌がるのを無理やりではなくて、

うまいこと受け入れてもらえるような工夫をしてあげると良いと思います。

 

口腔内の観察。

爪の観察。

肛門腺の観察。

このあたりを幼少期から受け入れてもらえると、

健康管理には有益なことが多いので、

若いペットを飼われている方は、

しつけの本を片手に練習してみてはいかがでしょうか?

もし、難しいようなら、

慣れている人に相談したり、

ペットショップやトリミングショップ、動物病院へと連れて行って、

全体的なケアを定期的に受けてあげてくださいね。

 

ではまた!!