春ですね。

日差しが暖かくなり、

風が心地よくなってきました。

ポカポカとした太陽、

しかし、

時にこの暖かさが、

ペットに牙を向くことが有ります。

何度も注意喚起をしている、

 

熱中症

 

なんでこんなに何度もしつこく注意喚起をするのか、

それは、

飼い主様の認知によって、

この病気を0に出来るからです。

熱中症で苦しむ動物を0に出来る可能性があるからです。

熱中症は、残念ながら、100%飼い主の注意によって防げます。

残念ではないかな、素晴らしいことですよね。

飼い主様が、

日常生活に潜む熱中症の危険性を正しく理解して、

正しく対応すれば、

熱中症によって苦しむ、時には命を落とす動物を0に出来るんです。

だから、何度も何度も何度も注意喚起をしているのです。

 

それでも、なくならないから・・・

 

こういったブログとかを見て、

ペットのために情報収集をしようと考えられている方は、

すでに知っていますからね。

ぜひ、

未だに炎天下を散歩している人に・・・

でも、ああいう人話し聞かないからなぁ・・・

 

それでも諦めずに私はブログを書き続けますし、

診療で注意喚起を続けていきます!!

 

今日は、

それほど暑くもないし、

心配いらないだろ!

と思いがちな穏やかな春の日に、

ひっそりと刃を隠し持つ熱中症のお話をします。

それが、

車の中です。

車は非常に密閉される空間です。

そして、

太陽光などで、非常に効率よく車内温度が上昇します。

真夏は当然予想できますが、

穏やかな日差し、気持ちの良い日差しと思いがちな、

今ぐらいの時期にも、注意が必要です。

試しに日の当たる場所で窓を閉めて車の中にいると、

日差しが直接当たる場所は驚くほど熱くなります。

車を運転していても、直射日光が当たる場所は

ほあっちゃーーー!! ってなるほど熱くなります。

黒色のフロントボードなどが加熱されれば、

当然車内も暑くなります。

40度近い温度になってしまえば、

15~30分で致命的なダメージを受けてしまうかもしれません。

ちょっと用事を済ます間、

ちょっと買い物をしている間、

エンジンを止めてペットを置いて車から離れることは、

非常に危険な行為です。

エンジンを掛けてこんな時期でもクーラーをつけておく、

ただこれも何らかの理由でエンジンが止まる、クーラーが働かない可能性もあります。

日陰の場所に車を停める。

時間経過で日の方向は変わるかもしれないのには注意です。

窓を少し開けておく。

一定の効果はありますが、

日差しが当たっていると、多分無意味です。

こう考えると、やっぱりペットを車の中においておくのはリスクが高すぎますね。

 

ペットに限らず、人間のお子様が自動車内で熱中症になったりする話も未だに聞きます。

どうか今一度心に刻み込んでください。

みんなで熱中症0を目指しましょう。

そんなに難しいことではないと思います。

 

こんな時期に熱中症!?

 

そんなときだからこそ危ないんです。

みんなで気をつけて、熱中症の犠牲者を0にしましょう!!

 

ではまた!!