若い時に、もっとちゃんと勉強しておけばよかった・・・

特に最近本当に後悔しているのは、

英語ですね。

テクノロジーの発展で、

リアルタイム自動翻訳によって問題解決するかも知れませんが・・・

それでも英語はもっとちゃんと勉強しておけばよかったなぁ・・・

やっぱり40歳を超えてくると、

若い頃に比べて暗記もできなければ勉強に対する体力も低下しているって感じます。

教材における大事な点を抽出する能力とかが上がっているので、

そういったところで勉強の効率をあげてなんとか頑張っているって感じです。

仕事柄常に新しい知見を手に入れて吟味して理解していくという作業が、

膨大に存在します。

正直それだけでも一つの仕事になるぐらいは有ると思うんですよね・・・

最近は色々なコミュニティが存在して、

その中で興味深かったものを専門家の人が提示してくれたりするので、

有象無象の中から有益なものを探すような作業が少なくて済んだりします。

ただ入れておくだけだと知識というものはあっという間に無くなっていきます。

聞いた話なんて翌日には7割以上忘れるように人間はできているので、

定着させるには何らかの方法でアウトプットするのがいいと言われています。

私がブログやTwitter、You Tubeをやっている理由も、

アウトプットの場を作るためでもあります。

第三者の目に触れることで、

アウトプットする内容に信頼性をきちんと保たせて、

間違いや当然嘘などがないようにしなければいけません。

また、専門家に見せるわけではないので、

普通の人が受け取りやすい形に自分の頭を使って加工するという作業をします。

この作業が最も情報の定着を勧めてくれます。

ある情報を、自分の思考によって、異なる言葉で説明する。

これが私の勉強方法だったりします。

 

獣医師という人間は、皆さん頭がいいので、

どうしても自分の知識で知っている言葉で話してしまいがちです。

専門的な教育を受けて、専門的な仕事をしながら専門的な勉強を続けている人間の、

そのままの言葉は、

そういった勉強や訓練をしていない、

土台のない人にとっては非常に難解なものになります。

結果として、

話しては丁寧に話したつもりになっていて、

聞き手は何もわかっていない。もしくは誤解して理解していたり、

そういった齟齬によって、問題が生じることが往々にしてあります。

獣医師側はちゃんと話しているのに、

飼い主側は、貴方がこういったのに、

と、お互いがすれ違っていることで起きる悲しい戦いが起きてしまいます。

こういった問題を無くしたいという思いが私にはあります。

 

言葉、話すことは、聞き手にとって在らねばならない。

話し手の話したいことを話しているうちは、

聞き手には伝われない。

聞き手に聴いてもらえるような言葉にして、

話しては自分の考えを相手にラッピングしてプレゼントをする。

これは、聞き手の数だけのラッピング方法が必要だし、

反応をしっかりと確かめながらラッピングを変えなければいけない。

ぶっちゃけて言えば、非常に面倒くさい作業です。

でも、私は好きなんですよね。

この手間のかかることをして、

本当に意味で必要な理解を相手に与えられた瞬間が好きなんです。

だから、

私は獣医師と飼い主の齟齬をなくすお手伝いのためとして、

飼い主は専門家にならなくていい。

ここまで分かればそれ以上は大丈夫。

細かな機序や仕組みを説明するような他の権威ある方々とは全く違う形の、

簡単で優しい言葉で獣医師のお話をプレゼントしていく情報発信をしています。

 

これからもがんばります。

たくさんの読者の方の存在が、

私に頑張る力を与えてくれています。

本当にありがとうございます。

今後とも、よろしくおねがいします!

 

ではまた!!